ホリプロデジタルエンターテインメントと「トイレ体験の向上」を目的とした協業を開始。トイレ利用者を対象としたコンテンツを共同制作|株式会社バカンのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000018933.html
AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカンは、この度株式会社ホリプロデジタルエンターテインメントとの協業を開始。今回の提携により、トイレ利用者に向けた動画コンテンツを共同制作する。コンテンツの内容はトイレ体験の向上を目的とした内容となっており、トイレの長時間利用の抑止IoTサービス「VACAN AirKnock Ads」(エアーノック アッズ、以下 AirKnock Ads)」を通して配信される。
■協業の背景 バカンは「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界をつくる」をミッションに、独自のAIアルゴリズムとセンサーやカメラなどを組み合わせることで、レストラン街やカフェ、オフィス、トイレ、観光地、投票所といった日常空間から、避難所などの非日常空間まで多様な領域の空き情報を可視化、抑制するサービスを提供しています。 その一環として2020年末より混雑を抑制し、快適なトイレ空間を実現するためにトイレの長時間利用の抑止IoTサービス「AirKnock Ads」の提供を開始しました。 ホリデジは、ホリプロが長年にわたり培ってきたマネジメント力を基礎に、タレント自身がプロデューサーとして活躍するフィールドをWEB上で拡大し、さらにリアルな世界でのサービスまで創出していけるよう、タレントのデザインをサポートし、またこれらのタレントを起用したWEBマーケティングや商品・サービスの提供など、主にデジタル市場発で多岐にわたる分野に事業を展開しております。 ■ホリデジコメント 近年テクノロジーの進化により注目を浴びているサイネージ領域に、これまでのコンテンツ制作を通して得てきたノウハウを活用し、オンライン上でしか無かったタレントと視聴者との接点を新たに創出すべく本協業に至りました。 この度の協業によりトイレ個室の利用体験の向上を目的とした、コンテンツの制作・配信を開始します。制作したコンテンツは、オフィスや商業施設、コンビニなどのトイレへ配信されます。 提携の第一弾として、ホリデジに所属する美容整体師 川島さん。こと川島悠希監修の「1分でスッキリ!顔のむくみマッサージ」をトイレ個室内に設置されたサイネージを通して2/15(火)より公開いたします。 ■AirKnock Adsについて 「AirKnock Ads」は、取得したお手洗いの混雑情報と利用時間を個室内壁面に設置したタブレットに表示することで、自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスです。また個室内に設置されたタブレットを通して、動画広告や店舗からのお知らせなどを配信できます。 混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更したりといった、バカンがこれまでに蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)を多数用いることで、お手洗いの混雑抑制とメディア化を実現しています。 ※本サービスに利用しているタブレットのカメラは利用しておりません。 (具体的なメリット) ・利用時間の削減 同サービスが導入されたオフィスでは、1個室あたり1日45分のお手洗い利用時間の削減効果が確認されています。また実証実験では「30分以上」の個室利用回数が64%減少と半分以下になりました。20分以上の利用は43%減、15分以上も29%減となるなどの効果を上げています。 ※利用削減時間などは参考値であり、場所や環境によって変わります。 ・理解度70%を超える配信面の創出 個室の壁面に設置された小型のタブレットを通して、混雑を発生させないように制御しつつ、利用者にお手洗いの利用時間だけでなく店舗からのお知らせやプロモーション動画などを配信します。 お手洗いは他のコンテンツが少ないため、利用者の視認性が高く集中してコンテンツを見やすいといった特徴があります。実証実験では、配信した広告の理解度が70%を超えるといった結果が出ています。 ・お手洗いデータの活用 これまで取得できていなかったお手洗いの使用時間や頻度などのデータを蓄積することで、清掃や備品管理などの効率的なオペレーション構築が期待できます。 ・個室内のリスク低減 個室の長時間滞在をリアルタイムに検知し通知することで、急病人などの発生を早期に把握できる可能性が高まります。 |