文化庁 令和3年度第一次補正予算事業 子供たちの伝統文化の体験事業
子供たちのための伝統文化体験 in OITA実行委員会(所在地:大分県大分市、会長:戸口 勝司)及び各団体が主催の、次世代を担う県内の小学生・中学生とその保護者を対象に、民俗芸能や邦楽、竹工芸や藍染などの伝統文化体験プログラム「子供たちのための伝統文化体験 in OITA」が、2022年5月から来年2023年2月まで大分県内各所で開催される。
■大分県内に伝わる伝統文化を体験する33イベントを県内各所で開催!
本イベントは、文化庁の令和3年度第一次補正予算事業「子供たちの伝統文化の体験事業」及び令和4年度予算事業「伝統文化親子教室事業(地域展開型)」で採択された事業です。新型コロナウイルスの感染拡大によって伝統文化・芸能等の体験機会が失われた子供たちに向けた、体験・修得の機会回復を目的としています。また、伝統文化振興に努めてきた各自治体・保存会・各文化施設・大学等の連携のもと、地域の伝統文化・芸能活動の活性化に努めて実施していきます。
33のイベントを大きく「表演分野」と「工芸・食文化分野」で構成。世界をまたにかけて活躍するDRUM TAOの和太鼓や、御嶽神楽・庄内子供神楽をはじめとする神楽、盆踊り、民謡などの伝統芸能から、大分県が誇る竹工芸や藍染、豊後絞り等の工芸・民族技術分野まで、伝統文化に関わる多彩なイベントを開催いたします。
■開催プログラム(抜粋)
開催予定のイベントを一部ご紹介します。(※7月、8月開催分を主に抜粋しています。)
詳しくはHPをご覧ください。 https://www.denbun-oita.com
A. 民俗芸能等表演体験企画
■DRUM TAOに学ぶ!和太鼓ワークショップ2022!!
日本を代表する和太鼓カンパニー「DRUM TAO」による本格的な和太鼓体験
日時:7月9日(土)・10日(日)、7月30日(土)・31日(日)
15:30~16:00
会場:野外劇場「TAOの丘」
定員:各回30名
内容:「阿蘇くじゅう国立公園」ど真ん中の野外劇場「TAOの丘」で、
和太鼓の歴史や和太鼓舞台の魅力も直に伝えつつ、
和太鼓体験を通して日本文化の魅力を伝えるワークショップ。
■民謡(日本民謡協会日田支部)
パトリア日田と連携して、学びから発表までを体験
日時:7月17日(日)9:30~16:00
会場:パトリア日田(日田市)
定員:100名
内容:その土地の民謡を聴き、銭太鼓、民謡、着付け、祇園囃子など
地域の伝統文化も学ぶワークショップ。最後に大ホールで発表する。
■こども能楽ワークショップ
日本最古の伝統芸能「能楽」を体験
日時:7月24日(日)13:00~15:00
会場:平和市民公園能楽堂(大分市)
定員:50名
内容:能楽に関するお話を聞き、能「土蜘蛛」の一部を鑑賞。
また狂言とお囃子の模範演技を体験。
■豊前乃国 ほんやばけい禅海太鼓
江戸中期から伝わる和太鼓で夏の思い出づくり
日時:7月30日(土)、31日(日)、8月6日(土)13:30~15:30
<発表会>8月7日(日)14:00~15:00
会場:本耶馬渓公民館(中津市)
内容:青の洞門を開削した禅海和尚より伝わる禅海太鼓の体験教室。
■豊前神楽
地域の伝統芸能を末永く継承
日時:<練習>8月31日(水)~9月30日(金)18:00~21:00
<発表会>10月1日(土)~12月28日(水)神楽奉納日の13:00~17:00
会場:<練習>各団体の地域の公民館
<発表会>各団体が神楽を奉納する神社
定員:各団体5名 計30名
内容:地域の伝統芸能を永年継続させることを目的に、各団体の代表者が、
伝統芸能の重要性と価値を再認識する企画を考案。
■大分っ子神楽親子教室
神楽の伝承を軸に、地域の宝を育て・つなぐ
日時 :(1)8月7日(日)9:30~
(2)11月27日(日)9:20~
(3)12月3日(土)11:00~、13:00~
(4)未定
場所(定員):(1)祝祭の広場(各回20組)
(2)丹生校区公民館(10組)
(3)上戸次小学校体育館(10組)
(4)みどり幼稚園(20組)
内容 :県都大分市では、子供神楽チームが年々増加。
良き指導者と地区公民館・学校の理解の下、神楽の魅力を伝える。
■御嶽神楽 みんなの超体験会
国指定重要無形民俗文化財を生で体験
日時:8月7日(日)12:30~16:00
会場:ビーコンプラザ(別府市)
定員:30名
内容:国指定重要無形民俗文化財である御嶽神楽を、生で観て・聞いて・
触れる体験ワークショップ。
■関の鯛つり唄おどり体験会
関アジ・関サバ漁師の民謡唄踊り
日時:<公開練習>8月27日(土)、9月24日(土)、10月29日(土)
15:00~17:00
<発表会>11月5日(土)13:00~16:00
会場:佐賀関市民センター集会室(大分市)※予定
内容:関アジ・関サバで知られる佐賀関で元禄時代から漁師に
唄い継がれてきた、力強く活気あふれる踊りを体験。
B. 工芸・食文化体験企画
■豊後絞り体験
第一人者に学ぶ伝統技術
日時:7月27日(水)、8月4日(木)、18日(木)9:00~12:00、
11月12日(土)9:00~15:00
会場:豊後遊草会工房(大分市)
定員:15名
内容:草木染「豊後絞り」第一人者の安藤 宏子さんを講師に迎え、
暮らしに役立つ伝統技術を伝える。
■竹田産の藍で染める藍生葉染体験会
日本の文化や歴史、伝統を親子で知り、学ぶ体験
日時:<藍の生葉染>
7月29日(金)~31日(日)
<藍染>
12月4日(日)・10日(土)・11日(日)
(1)10:00~12:30
(2)13:30~16:00
会場:紺屋そめかひ工房(竹田市)
定員:各回8名
内容:紫草の全国随一の産地で奈良の東大寺との歴史的縁も深い竹田市で、
「紺屋そめかひ」辻岡夫妻に教わるワークショップ。
■伝統漁法を親子で体験
魚の宝庫・佐伯で江戸時代から伝わる漁法を体験
日時:7月16日(土)~10月30日(日)のうち希望する日 10:30~12:00
会場:丸二水産「渚の公園」(佐伯市)
定員:1日3組程度(期間中35組)
内容:「佐伯の殿様、浦で持つ」と言われたほど、魚の宝庫である佐伯。
前日に仕掛けたカゴを引き揚げ、収穫した魚の捌き方も体験する。
■浜の市「一文人形」絵付けワークショップ
作家作品に触れ、自分で作る体験
日時:8月6日(土)13:00~14:30
会場:大分県立美術館[OPAM]2階研修室(大分市)
定員:10組
内容:郷土玩具作家である宮脇 弘至さん作の一文人形の展示や、
一文人形と浜の市に関するお話、一文人形の絵付けを体験。
■和傘行燈
竹と和紙でできる伝統工芸の美しさを感じるワークショップ
日時:8月7日(日)10:30~
会場:和傘工房「朱夏」、福沢諭吉旧居前 北部集会所(中津市)
定員:10名
内容:世界に誇る民俗文化のひとつ「和傘」。和紙のあたたかみや、
工程により増していく強度を感じるワークショップ。
午後は和傘行燈を作成する。
■親子竹細工体験
大分県の宝・竹工芸の魅力を伝える
日時:8月11日(木)、13日(土)、14日(日)10:00~12:00
会場:別府市竹細工伝統産業会館
定員:各回15組
内容:身近な作品作りを通して、竹工芸の魅力を伝える。竹鈴の製作体験のほか、
竹ひご作りのデモンストレーションや展示作品を見学する。
■家族で作ろう!子供たちのための郷土料理講座
地元の海と山の幸で作るオンライン教室
時期:8~2月10:30~13:30(全6回)
定員:10組
内容:海と山の幸を活かした大分県内6ブロックの郷土料理を、
地元料理研究家が教えるオンライン講座。食材のセットは、
講座前日までに各家庭に配送する。
■「子供たちのための伝統文化体験 in OITA実行委員会」とは
次代を担う子供たちに対して、民俗芸能、邦楽、日本舞踊、工芸、茶道、華道などの伝統文化を計画的・継承的に体験できる機会を関係団体が一丸となって提供することにより、伝統文化を確実に継承・発展させるとともに、子供たちの豊かな人間性の涵養を図るため、また新型コロナウイルスの感染拡大によって減少した子供たちの体験機会の回復を図るため、組織的・広域的に活動しています。大分県の文化芸術団体を広くカバーし、長年にわたり県全域で小学校・中学校への「文化キャラバン」事業を実施しているNPO法人大分県芸術文化振興会議をベースに、県域の伝統文化振興に努めてきた各自治体・保存会・各文化施設・大学等との連携のもとに推進しています。
文化庁 令和3年度第一次補正予算事業 子供たちの伝統文化の体験事業
https://web.apollon.nta.co.jp/kodomotachi/
イベントの様子や応募要項など、公式HPやYouTubeチャンネルで発信しています。
【子供たちのための伝統文化体験 in OITA 公式サイト】
【YouTubeチャンネル】
大分県域の伝統文化魅力をまるごと体験!まるごと発信! 「子供たちのための伝統文化体験 in OITA 祭典」 | 子供たちのための伝統文化体験 in OITA実行委員会