【和歌山県・有田市】「YABITSU LIGHT UP PROJECT」、3つの賞を受賞 – 矢櫃の魅力を光で表現。海の美しさ、山の自然、夕暮れ、美しい夜空、地元住民の生活など、矢櫃の魅力を紹介しながら、空き家の存在にスポットを。

和歌山県有田市の矢櫃地区で実施されたインスタレーションアート「YABITSU LIGHT UP PROJECT」が、日本空間デザイン賞2023の銅賞・サスティナブル空間賞、第57回日本サインデザイン賞の銅賞の3つの賞を受賞しました。

このプロジェクトは、株式会社タカショーデジテック、くらしちゃる矢櫃運営協議会、有田市の協力によって2022年8月25日(木)から27日(土)にかけて矢櫃地区で行われ、その情緒的な表現と矢櫃の過去の輝きを思い起こさせるアート活動、そしてメディアでの注目を受けて評価されました。

矢櫃地区は和歌山県内ではあまり知られていない場所でしたが、このプロジェクトは海の美しさ、山の自然、夕暮れ、美しい夜空、地元住民の生活など、矢櫃の魅力を紹介しながら、空き家の存在にスポットを当て、過疎の厳しい現実を表現しました。

・日本空間デザイン賞2023 各賞決定

・第57回日本サインデザイン賞審査結果発表

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  •  総合プロデューサーからのメッセージ

矢櫃に初めて訪れた日からずっとやりたかったライティングプロジェクト。すぐにイメージをCGでデザインしました。とは言え大々的にライトアップを行えば狭い道に車が溢れて、夜たくさんの方が訪れる事で今も住まわれている住民の方に迷惑をかけてしまう。もちろんそのお家もライトアップさせてもらう必要があり、当初から簡単な企画ではありませんでした。

それから数年経ち、このプロジェクトに関わってくれた、くらしちゃる矢櫃運営協議会や望月市長を始めとする有田市役所の方々の協力により地元住民の方々の理解が得られ、またイベント自体をシークレットイベントにし集客を目的とせず、インスタレーションアート作品として行う事で、そのタイミングには来られないとしても、映像で残す事でこの街の魅力や課題を認識してもらい、矢櫃の昔と今も知ってもらうえるのではと考えました。

株式会社タカショーデジテック 代表取締役社長 古澤良祐

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