地方創生という言葉を耳にする機会が増えてきました。しかし、都市部に暮らす若者たちにとっては、遠い場所での出来事のように感じられるかもしれません。今回、村おこしNPO法人ECOFFが、“傍観者”でいるのではなく、“当事者”として地方の活性化に関わりたい学生たちに向けて、新たなプロジェクトを始動することを発表しました。
1. 村おこしボランティアとは?
通常の観光地を巡る旅行とは一線を画す「村おこしボランティア」。このプログラムは、日本全国の離島や農山漁村での住み込み型ボランティア活動を体験するものです。具体的な活動内容は現地での要望に合わせて変わり、地域と参加者双方が協力しながら取り組むことが特徴となっています。2011年からの13年間で、全国40地域以上で3,000名を超える関係人口を創出。その中には、ボランティアを通じて実際に地方に移住した者もいます。
2. 新たな取り組み「学生支部」及び「学生パートナー」
この度、ECOFFは令和5年度「関係人口創出・拡大のための対流促進事業」の一環として、学生支部及び学生パートナーの募集を開始します。これは、村おこしボランティアの活動を更に深化させ、新たな地域の調査、活動中のサポート、そして活動終了後の関係性維持の取り組みを強化することを目的としています。
具体的には、学生支部はECOFFの直轄として全国からオンラインで参加する形態。一方、学生パートナーは各大学のサークルがプロジェクトに参加し、サークルの一環として取り組むものとなります。
3. 参加メリット
参加する学生には、活動中の費用の一部を補助するため、経済的な負担を減少させつつも、学業との両立が可能。さらに、地域との深い関わりを持つことで、学外の貴重な経験を積むことができます。
活動内容
村おこしボランティアの新しい受け入れ先となる現地側の責任者(世話人)の候補を探したり、現地調査を行ったり、参加者募集ページの草案を作るなど、プログラム実施のために必要なことを行います。
補助金について
本事業は、内閣府による、令和5年度「関係人口創出・拡大のための対流促進事業」採択事業です。そのため、2023年8月から2024年2月までの活動に限り、以下の補助をいたします。
なお、1人当たりの補助金額は、構成される学生パートナー数やメンバー数によって増減します。また、学生支部のメンターは補助の対象外です。
・消耗品費
現地調査や現地でのボランティア活動を行うために必要な作業着や長靴などの実費を1人あたり5,500円まで補助いたします。
・旅費
現地調査や現地でのボランティア活動を行うために必要な交通費の実費を1人あたり1度につき50,000円まで補助いたします。なお、活動地域の調査回数は、学業を優先し2〜4回までの無理のない回数としてください。
・オンライン会議ツール使用料
必要な場合は、zoomの有料アカウントを提供します。
2024年度以降の展開
補助事業としての活動は2024年2月末までですが、2024年度以降も引き続き学生支部と学生パートナーの募集と拡充をし、指数関数的に関係人口を創出・拡大してまいります。
補助に関しても、学生支部メンバーにはECOFFの予算から旅費の一部を補助予定で、学生パートナーについては一定の条件を満たすことで「公式学生パートナー」に昇格する制度を設け、学生支部メンバーと同等の補助を予定しています。
応募方法(締め切り:2023年8月31日)
・学生支部:個人でのご応募となります。特設サイト(https://ecoff.org/youth-program)で詳細をご覧になり、ウェブフォームからご応募ください。
・学生パートナー:大学サークルまたは新たに結成する任意団体でのご応募となります。特設サイト(https://ecoff.org/youth-program)で詳細をご覧になり、個別説明会にご参加ください。
【お問い合わせ先】
担当者名:宮坂大智
電話番号:050-5809-3263
メール:info@ecoff.org
【法人概要】
法人名:村おこしNPO法人ECOFF
本部所在地:東京都文京区本駒込二丁目4番12号
代表理事:宮坂大智
設立:2011年7月
事業内容:地域活性化支援のためのボランティア紹介など
ウェブサイト:https://ecoff.org
あなたもこの機会に、地方創生の一翼を担ってみませんか?詳細は特設サイト「https://ecoff.org/youth-program」や村おこしボランティアの概要ページ「https://ecoff.org/murabora」でご確認いただけます。