【空き家リノベ体験記】~普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベしてみた~ 第２６回隣人ガチャは大丈夫？ #リノベーション #空き家

「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか？」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。

そこで、空き家をリノベしようか？と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。

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第２５回空き家リノベに補助金がでる？

持ち家だと近隣トラブルが恐い

賃貸と比べて、持ち家だと気軽に引っ越しすることはできません。そのため、何か問題があった時に、諦めて引っ越すという解決策がとりにくく、賃貸以上に近隣トラブルの不安は大きいです。実際に生活してみないとどうなるか分からないということで、「隣人ガチャ」なんて言われ方をすることもあります。

日本法規情報株式会社が行ったアンケート調査によると、「ご近所トラブルに巻き込まれたことがありますか？」という質問に対して、回答者の４７％が、「経験がある」と回答しています。

出展：日本法規情報株式会社「近隣トラブルに関するアンケート調査」

トラブルの原因は「騒音」に関することが３０％と最も多く、次いで「境界線の問題」、「ゴミの不法投棄、ポイ捨て」、「理由が分からないが無視する、難癖をつける人がいる」と続きます。

リノベで対策できることもある

最も割合の大きい騒音トラブルに関して、リノベによって対策することが出来ます。ポイントは防音性を高めること。部屋の防音性が高ければ、近隣に騒音を出す人がいたとしても、支障なく生活することが出来ます。防音性を高めると気密性・断熱性も良くなるため、その分も快適性が高まります。

家全体の防音をするとなるとそれなりにコストもかかりますが、寝室だけでも防音性を高くしておけば騒音で寝られないということが無くなります。

また、自分の方が、悪気はなく騒音の発生源になっていて、ご近所トラブルになってしまうこともありえます。例えば、近隣住民と生活時間がずれていて「寝ている時間にうるさくしないで」と言われたり、子どもが騒いだり、等々、騒音トラブルにならないとも言えません。そうした状況も、普段生活するリビング等の防音対策をしておけば、トラブル回避に役立ちます。