三重県明和町では、100年後を見据えた上での5年後、10年後の「伊勢街道(国史跡斎宮跡含む)」の活用について、「神宮ゲートウェイ構想」の有効性向上を目指し、民間事業者のノウハウを最大に活用できる整備・運営形態や可能性を把握するための“サウンディング型市場調査を実施する。
現在、「伊勢街道」沿いでは、古民家を活用した伊勢茶の喫茶店や、年間数万人が訪れ竹神社、自宅を活用して開設された「まちかど博物館」等が営業しており、(一社)明和観光商社が駅前や史跡を活用した集客イベントを行う等、少しずつ賑わいが戻りつつあります。
この度、中部運輸局が実施する観光庁の「令和4年度将来にわたって旅行者を惹きつける地域・日本の新たなレガシー形成事業」が採択されました。この事業の一環として明和町でのDMOの活動や近い将来における「伊勢街道(史跡斎宮跡含む)」での事業展開にご興味がある、個人を含む民間事業者様からのご意見・ご提案を広く募集いたします。
構想案の説明資料やヒアリングシート等も配布しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。<期間> 2023年1月24日~2023年2月24日
<内容>
・(一社)明和観光商社より、本事業や伊勢街道、明和町の観光地域づくりについての現状説明
・主な対話内容(伊勢街道への出店、協業・連携・出店等の可能性について、参入障壁(土地・建物の規模感、出店形態)等問題点、要望等<配布資料>
資料1 将来にわたって旅行者を惹きつける地域・日本の新たなレガシー形成事業 事業概要
資料2 伊勢街道のにぎわいを再び、「神宮ゲートウェイ構想」案資料
注)配布資料は、お問合せをいただいた方にお渡しいたします。【伊勢街道とは】
伊勢街道は、白子、津、松阪、斎宮を経て伊勢に至るおよそ十八里(約七十キロメートル)の道。かつては伊勢神宮の参宮客相手の商いとして茶店、旅籠、土産物屋等が営まれるようになり、物資や文化、情報が行き交い大いに賑わったといわれています。現在の町内の伊勢街道は幅6m、約7kmの県道で、この2年ほどの間に竹神社の開所、飲食店等の開設による観光地化が進みつつあります。伊勢街道(金剛坂~勝見)
伊勢街道(上野~新茶屋)