2022年8月19日(金)、滞在、伝統工芸、食という分野で成功した4人の若き女性起業家達のパートナーシップによる新しい形の複合施設「MAANA KIYOMIZU」(京都市東山区妙法院前側町427-19 、代表 塚本はな)が、京都の中心部・東山にオープンする。
237平米の敷地内に立つ築100年の京町屋が日本古来の伝統と知恵を、現代のライフスタイルに調和させ、静かでゆったりと過ごせる空間を作るため改装された。
施設内には3つのスイートルームを擁する宿泊施設「MAANA KIYOMIZU」、伝統的な喫茶店をコンセプトとした「喫茶喜心 kyoto」、日本の伝統技能が生み出すモダンな暮らしの工芸品の販売や学びのアトリエ「POJ Studio」を備えている。
京都国立博物館や三十三間堂にほど近いMAANA KIYOMIZUは、京都を代表する観光施設にほど近い、静かなプライベートガーデン、居心地の良い喫茶スペースを擁する複合施設で、こじんまりとした、 一日の疲れを癒すのに最適な場所です。このMAANA KIYOMIZUはもともと築100年の京町屋でした。この廃墟だった町家を伝統的な概念を再構築することを哲学とし、マインドフルネスと自己探求のためにデザインされた洗練された空間へと変貌させました。 施設内は、オーナー達による選りすぐりの家具や器、伝統工芸品が至る所に配置され、施設内では常駐の講師による物作り体験や金継ぎ教室が行われています。また、併設の喫茶喜心 kyotoでは日本の喫茶店カルチャーをコンセプトとしたシンプルな朝食を提供しています。
【各施設について】
宿泊瀬施設 MAANA KIYOMIZU(代表:塚本はな、アイリーン・チェン)
「古の京都と現代を繋ぐ」をコンセプトに、 マーナ清水の客室は、伝統的な町家へのオマージュと大胆な再創造が施されています。 京町屋のリノベーションでは傑出した存在として知られている建築家・魚谷繁礼のデザインにより、狭く暗い空間に光と風を巧みに取り込み、テクスチャーのある漆喰の壁に自然光が降り注ぎます。 また、各部屋には瞑想のためのスペースがあり、有名な和紙職人Hatano Wataruの手による、継ぎ目がなく質感の高い和紙が敷き詰められています。館内の至る所で使用されている信楽のプレート、提灯ランプシェード、さしこの枕などは、POJとの共同作業によりオーナーたちが京都の職人たちに依頼して作ったものが使用されています。そしてもちろん、MAANAならではの入浴体験は、模した信楽焼のバスタブで完成します。洗練されたモダンなインテリアの中に、オーナー等が選び抜いた、時を経た日本の骨董品が、古いものと新しいものの見事なバランスを生み出しています。
客室 全3部屋 ※1部屋あたりの料金です。時期により価格は変動いたします。
税金、サービス料は別途 (飲食は含みません)<Suite 1> 22.4㎡ 40,000円より 定員2名
クイーンサイズ ベッド 1 バスルーム, 1 トイレ1
ビルト-インのバスタブ、豊国神社を見渡せる景観<Suite 2> 63㎡ 50,000円より 定員4名
主寝室と、Hatano Wataruによる和紙の畳の瞑想部屋、クイーンサイズ ベッド1
バスルーム 1, トイレ 2、職人の手作りによる信楽焼バスタブ<Suite 3> 60㎡ 40,000円 より 定員4名
主寝室と、Hatano Wataruによる和紙の畳の瞑想部屋
クイーンサイズ ベッド1
バスルーム, 1 トイレ1
アイランドキッチン、職人の手作りによる信楽焼バスタブ【公式HP】 https://maanahomes.com
【予約その他お問合わせ】 075-253-6876料飲施設 「喫茶喜心 kyoto」(監修:池田さゆり)
京都・祇園で多くのファンを魅了している「朝食喜心」のオーナーが監修する併設の「喫茶喜心 kyoto」。こちらでは、日本独自の喫茶カルチャーをヒントに「コーヒー」「軽食」「スイーツ」について独自解釈し、京都ならではの「食からの体験」として「東洋と西洋が出会うとき」という新たな視点を加わえ、喫茶店の伝統的メニューをアレンジしつつ、京都の気配薫る品々をご用意します。訪れた方々に「京の中の洋」を感じ取っていただけることを目指しています。また、国内外のファンを魅了するシェフ:ジェローム・キルボフ氏が監修する「JÉRÔME バスクチーズケーキ」が京都初登場します。
【電話】 090-9958-0615
【営業時間】 7:30〜18:00(フードメニューは14:00まで。14:00以降はお飲み物、 デザート中心。夜間営業については詳細未定。)
【席数】 17席(テーブル [6]、ソファー [6]、カウンター[5])
【定休日】 火曜日・水曜日【公式HP】 https://www.kishin.world/kissa/
フードメニュー(一部抜粋、税込価格。写真はイメージです。メニューは季節によって変わる可能性があります):
シグニチャーディッシュ
・喫茶喜心 kyoto 特製「喜心の洋朝食」¥2,400
野菜のお出汁をベースに、京白味噌仕立ての「季節野菜のスープ」。そしてスープと一緒にお召し上がりいただくのは、米糀・甘酒を使用した「糀パン」。そして洋朝食のメインは、「喫茶喜心」では、平飼い有精卵「京都静原・しずたま」を使用した、シンプルでありながら滋味深いオムレツをご提供。外はふわり、中はとろり、九条ねぎやきのこ、チーズなど季節に合わせて具材は変化します。また、野菜は京都・大原の京野菜を中心に地野菜のローストと、カリカリちりめん山椒の食感がたのしいサラダ、大根の柴漬けや茗荷の甘酢漬けなど自家製ピクルスが添えられます。洋の朝食を通じ、京都の気配を感じる食卓をご堪能ください。・週替わり「サンドウィッチ&季節野菜のスープ」 ¥1,800〜
・自家製グラノーラボウル(ライスパフ、ヨーグルト、フルーツ) ¥1,300
・JÉRÔME バスクチーズケーキ(カット) ¥700<ショップ・アトリエ「POJ Studio」(代表:小山ティナ、塚本はな)>
POJ Studioは、温かいリビングのような空間です。海外への贈り物などに最適な「Made in Japan」の商品を手にとって五感で確認でき、季節毎に開催する作家展では貴重な作品もお楽しみいただけます。また代表2人が全国から選りすぐったオーダーメイドの一点物の日本の工芸品を堪能することができます。宿泊施設で使われているルームアメニティのいくつかは、ここで購入することができます。 2階のアトリエでは、金継ぎ教室、お香作りや組子細工体験などの伝統技術を通じて、少しずつサステナブルな選択を暮らしに楽しく取り入れることができます。金継ぎ師が常駐し、教室以外にも、プライベートレッスン、修理の受付、企業向けの社員チームビルディング研修プランも提供しています。どれも宿泊ゲストが参加でき、日本語・英語バイリンガル対応です。
POJスタジオ
【公式HP】 https://pojstudio.com/
【お問い合わせ先】 hi@pojstudio.com 090 5086 3837(担当:ラウナー)
商品内容、在庫確認、作家展、オーダーメイドのご相談について金継ぎ教室について
【公式HP】 https://kintsugi.pojstudio.com/
【お問い合わせ先】 kintsugi@pojstudio.com 090 5086 3837(担当:中村)
【金継ぎ教室やイベント、器の修理のご依頼について】
営業時間 10:00〜18:00
定休日 火曜日・水曜日※今後の教室の日時、ワークショップ料金、イベントや作家展についてはHP、SNS、ニュースレターよりのご案内となります。
運営会社 MAANA HOMES(マアナ・ホームズ)について:
マアナ・ホームズは、京都に根ざしたブティック・ホスピタリティ・カンパニーで、自分自身の中や世界との有意義なつながりを育むプロジェクトを開発することを使命としています。 2018年の創業以来、日本の伝統的な町家(歴史的な町家)の境界線を押し広げ、現代社会における新たなアイデンティティを与え、再配置してきました。
マアナホームズは現在、京都に「MAANA KYOTO」と「MAANA KAMO」の2物件を持ち、3つ目の新プロジェクト「MAANA KIYOMIZU」は2022年夏のオープンを予定しています。 MAANAはこれまで、海外で影響力のあるメディアDezeen、Conde Nast、Telegraph、Tatlerなどで紹介されています。4人の女性起業家たちの出会い:
NYでアートディレクターをしていた塚本とホテル設計に携わっていたチェンは、より親密な体験を提供するホスピタリティ製品を作る必要性を感じていました。NYから帰国した塚本が国際的に評価されるインテリア雑誌「Dazeen」で、今回MAANAを手がけた建築家魚谷氏や「朝食喜心 kyoto」を知り、オーナーの池田と親交を深めるようになります。池田を通じて、東京やシリコンバレーのテック産業で活躍していた小山とも知り合い、POJをスタート。パンデミックという誰もが予想しえなかった困難の中でも4人で議論やリサーチを何度も重ね、スタイルやトレンドにとらわれず、遊び心のある好奇心とセンスでアプローチし、ユニークで深みのある体験の舞台としてのMAANA KIYOMIZU立ち上げに至りました。
マインドフルネスと自己探求のためにデザインされた洗練された空間日本文化を堪能する複合施設「MAANA KIYOMIZU(マアナ清水)」 | Maana Japan 株式会社