徳島県では、徳島ならではのワーケーション「アワーケーション」を通じて、社会貢献に興味がある都市部の事業者を呼び込み、「地域の魅力体感」や「地元との交流・マッチング」により、地域が抱える課題の解決や集落活性化を図るプロジェクトを推進しています。
去る9月5日~7日には、プロジェクト第1弾として、世界農業遺産認定地域である県西部エリアにおいて、大手食品会社(東京)のアワーケーションを受入れたところです。アワーケーション中は、リモートワークはもとより、にし阿波の山村景観や食文化等「サステナブルな暮らし」を体感するとともに、家賀(けか)集落等を拠点に、地域づくりの現状や課題の把握、更には、地元住民等とともに「雑穀の販路拡大」、「地元産藍を使った食品開発」の事業化を図るワークショップを行いました。
このたび、第1弾に引き続き、三好市を中心に、「プロジェクト第2弾」を次のとおり実施いたします。1 ワークショップの開催
東京都渋谷区にあるコワーキングスペース「SHIBUYA QWS」と、徳島県三好市をオンラインで繋いでワークショップを行います。
〇テーマ
世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」規格外野菜を活用した野菜パウダーの有効活用を考える
〇日程
令和4年10月17日(月) 14:00ー16:30
〇場所
「SHIBUYA QWS」 (東京都渋谷区2‐24‐12 渋谷スクランブルスクエア東棟15階)
「heso camp」 (徳島県三好市池田町イケミナミ2091-1)
〇プログラム(予定) ワークショップでは、「野菜生産や規格外野菜の活用」に取り組む地域団体の事例と
本県のSDGs取組を紹介し、課題解決に向けた意見交換を行います。
※ワークショップ詳細はこちらよりご参照ください。→ https://peatix.com/event/33776942 アワーケーションの開催(予定)
ワークショップに参加した都市部の事業者が現地体験するアワーケーションを開催します。
〇日程
令和4年11月14日(月)~16日(水)
〇プログラム
現地農業体験・加工体験、地元住民とのワークショップ、参加事業者からの提案発表などを行います。■にし阿波の傾斜地農耕システム
畑の土壌流出を防ぐカヤのすき込みや独自の農具(サラエ)による土あげ作業で、斜度40度にせまる急傾斜地を段々畑を作らず、そのまま農地に利用する伝統農法で、そばや山菜、雑穀など少量多品種を栽培する、山間地の環境に適応した持続可能な農業システム。2018年に中四国で初めて国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する「世界農業遺産」に認定された。■プロジェクト第1弾 の様子
現地アワーケーション~「にし阿波の傾斜地農耕システム」の限界集落の再生を考える~<傾斜地農法の現地視察>
<地元住民との交流>
<地元住民への提案に向けたワークショップ>
【徳島県】「アワーケーション」を通じた地域課題解決モデル創出プロジェクト 第2弾!|徳島県