2019年に東京・神田明神で開催され、好評を博した本展。長崎、京都での巡回を経て、3年ぶりとなる今回は、展示品を大幅に増やし、内容をバージョンアップしてお届けします。
高畑勲、宮﨑駿両監督と共に、数々の名作を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー、鈴木敏夫。本展では、愛読してきた8,800冊の書籍の展示からその思考過程に迫り、どのようにスタジオジブリの作品作りへつなげていったのかを探求していきます。
2019年版にはなかった書籍の展示は、鈴木プロデューサーが自ら「やりたい」と提案し、実現したもの。本棚の部屋は鈴木プロデューサーの隠れ家である「れんが屋」をモチーフにしたもので、まるで鈴木プロデューサーのいる空間に迷い込んだ感覚で、展示を楽しむことができます。
今回の東京展では、限定企画として、映画「千と千尋の神隠し」(2001年)の世界観を再現した巨大空間も登場します。八百万の神様と一緒にくつろげる冷やし足湯「せんとうちひろ」(利用には特典付きチケット購入が必要)のほか、京都展で大人気だった「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ」コーナーもあります。
開会セレモニーにカオナシが登場!
開幕前日の30日、開会セレモニーが行われ、鈴木プロデューサーのほか、主催の日本テレビ放送網株式会社の杉山美邦・代表取締役会長執行役員と、特別協賛であるKDDI株式会社の竹澤浩・執行役員常務が挨拶しました。
スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーは、今回の展覧会について、「これまで自分にとって大事なものをしまっておいたんです。それを今回このような形で皆さんに披露するのは恥ずかしいのですが、展示をやっていただけ良かったかなと思っています。皆さんに見ていただけるとありがたいです」と語りました。また、「唯一提案したのは、自分の持っている本をまとめて一ヵ所に展示して欲しいということ。いろんな所にバラバラに置いてあったものを一堂に会するとどうなるんだろうという期待があった。8,800冊の本を一つのスペースに全部収めるのを実現したときは単純にうれしかった」と喜びを表現していました。
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展のみどころ紹介
みどころ①「油屋別館」
東京展限定!映画「千と千尋の神隠し」の世界観を再現した巨大空間「油屋別館(あぶらやべっかん)」が登場
「油」と書かれた巨大行燈の下に広がるのは、映画「千と千尋の神隠し」の世界に迷い込んだような巨大空間「油屋別館(あぶらやべっかん)」。東京展限定で登場します。全体に赤い提灯が吊るされた空間は、まさに別世界。
八百万の神様と一緒に楽しむ冷やし足湯「せんとうちひろ」のほか、京都展で大人気だった「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじコーナー」も登場します。
冷やし足湯「せんとうちひろ」
ゆったりと座りながら足を休めませんか?油屋別館の冷やし足湯「せんとうちひろ」。
暑い夏、ここで人間界の疲れを癒してみませんか?おみやげにオリジナル手ぬぐいが付いてきます。
※ご利用には特典付きチケットの事前購入が必要です。
※監修:万葉倶楽部
あなたもカオナシに!?「カオナシなりきりAR」登場
油屋別館に設置されたサイネージの前に立つと、画面上に「千と千尋の神隠し」のカオナシになった自分の姿が現れます。会場で配布されるQRコードをスマートフォンで読み込むと撮影した写真を保存できます。
7月20日からは「せんとうちひろAR」も登場予定
冷やし足湯「せんとうちひろ」周辺に設置する専用のタブレット端末を覗くと、足湯の周りにカオナシやススワタリなどの姿を見つけることができるかも?!
※「カオナシなりきりAR」「せんとうちひろAR」とも無料で体験できます。
みどころ② 鈴木敏夫を作った8,800冊の本棚
読書にふけるカオナシがお迎えするのは、鈴木プロデューサーが読んできた本の中から8,800冊を展示する圧巻の空間。スタジオジブリの作品作りにつながる思考の過程に触れることができます。
展示エリアは自身の隠れ家である東京・恵比寿の「れんが屋」に迷い込んだような作りとなっており、全体がウィリアム・モリスの壁紙で彩られています。京都展でのお客様の要望にお応えし、展示されている本の一部は、実際に手に取って閲覧することができます。
みどころ③ ヒットを生む仕事術、そしてクリエイターとして
スタジオジブリ設立の秘話、そして「風の谷のナウシカ」から最新作「アーヤと魔女」まで、どのように作品に関わり、時代の気分を読んだ独自の宣伝手法でヒットさせていったかを辿ります。大ヒットを生むきっかけとなったポスターやコピーの制作過程など、貴重な資料も一挙に展示されています。
「かぐや姫の物語」の題字など、味わいある文字を書くことでも知られている鈴木プロデューサー。書家としても本格的に活動していることから、数々の書など、多彩な表現活動も紹介しています。
みどころ④ ここでしか聴けない音声ガイド
音声ガイドは、鈴木プロデューサーが交流を持ち、講談の上手さを絶賛する神田伯山さん。また、鈴木プロデューサーがファンだと公言し、本展のアンバサダーを務めている滝沢カレンさんもゲスト参加しています。交流のあるお二人だからこそ語れる、秘話が盛りだくさんです。さらに鈴木プロデューサーの独占インタビューも収録しています。
音声ガイドの利用料は600円(税込)。ご利用の方には、特典として特別冊子「名古屋の鬼ばばあ」が付いてきます。
特別冊子「名古屋の鬼ばばあ」
鈴木敏夫プロデューサーの長女であり、作詞家としても活動中の鈴木麻実子さんが、父方の祖母との楽しくも強烈な日々を回想する表題作「名古屋の鬼ばばあ」のほか、2本のエッセイを収録。当人、家族、そして元部下。3つの視点から、鈴木敏夫プロデューサーの原点や仕事論に迫る特別冊子です。
フォトスポットなど撮影OKエリアは、土日・平日関係なく撮影できます
クラブハリエのオリジナルバームクーヘンを販売
洋菓子の製造販売を行う株式会社クラブハリエ(本社:滋賀県近江八幡市、代表取締役社長:山本 隆夫)とのコラボレーションで「鈴木敏夫とジブリ展 限定パッケージ」のバームクーヘンを販売します。一層一層、職人の手で丹念に焼き上げるこだわりのバームクーヘン。素材への徹底したこだわりと昔ながらの製法を守りつつ、永年工夫をかさねた確かな技で、本当のおいしさを追求し続けています。ふんわりしっとりと深い味わいは、クラブハリエ自慢の一品です。会期中、各日数量限定で販売します。
■商品概要■
商 品 名:バームクーヘン「鈴木敏夫とジブリ展 限定パッケージ」
販売価格:1,728円(税込)
※会期中、会場にて数量限定で販売
※クラブハリエ店舗、公式オンラインショップでの販売はありません
開催概要(東京展)
鈴木敏夫とジブリ展
会期:2022年7月1日(金)~9月7日(水)
会場:東京・天王洲 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
天王洲アイル駅: りんかい線 B出口より徒歩4分 / 東京モノレール羽田空港線 中央口より徒歩5分
時間:10:00~20:00 ※最終入場は19:30まで
※定時(1時間)ごとの日時指定予約制、各回開始時間1時間後まで入場可、最終回のみ閉館の30分前が最終入場
チケット:一般 ¥1,800(税込)/中・高校生 ¥1,500(税込)/小学生 ¥1,100(税込)
特典付きチケット:一般 ¥2,600(税込)/中・高校生 ¥2,300(税込)/小学生 ¥1,900(税込)
※チケットはローチケ、日テレゼロチケで購入できます。
公式サイト:https://suzukitoshio-ghibli.com/tokyo/
お問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~15:00)
主催:日本テレビ/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通信社/TOKYO FM
特別協賛: au(KDDI株式会社) 特別協力:スタジオジブリ 協賛:寺田倉庫/図書印刷
「鈴木敏夫とジブリ展」東京展 7/1(金)開幕!|日本テレビ放送網株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000096921.html