環境負荷を軽減する「ZEH-M Oriented」取得、太陽光発電で共用部の電力をカバー
東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志)は、札幌市厚別区内に環境先進型の分譲マンション「(仮称)ブランズ新札幌(以下「本物件」)」を開発する。
本物件は、JR千歳線「新札幌」駅徒歩6分、地下鉄東西線「新さっぽろ」駅から徒歩8分という利便性の高い立地にあり、環境負荷を軽減する「ZEH-M Oriented」の取得や、屋上に設置した太陽光パネルで共用部の電力の一部を賄うことなど、環境に配慮した機能を実装しております。また、全住戸の玄関前に大型宅配ボックスを標準設置することで、生活利便性向上および再配達の削減によりCO2 排出量の抑制や宅配業者の負担軽減を実現します。
当社の住宅事業の基幹ブランドである分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」では、「環境先進を、住まいから。」というブランドスローガンのもと、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために新たな発想や仕組みを取り入れた「環境先進マンション」を提供していきます。
目次■本物件における環境への取り組み
脱炭素社会の進展、自然環境や気候変動、生活スタイルの多様化などが進む中、世の中の環境への関心は高まっており、当社は「環境先進マンション」として本物件で以下の積極的な環境取り組みを推進します。①「ZEH-M Oriented」※の取得
「ZEH-M Oriented」とは、断熱性能などを大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入によって室内環境の質を維持しながら大幅な省エネルギーを実現させ、共用部を含むマンション全体での一次エネルギー消費量を20%以上削減することを目指したマンションのことです。本物件では「ZEH-M Oriented」を取得し、環境負荷の軽減を図っています。②太陽光発電による共用部の電力供給
屋上に設置する太陽光パネルにて発電した電力を、共用部の電灯で使用します。③各住戸玄関前宅配ボックスの標準設置
全住戸の玄関前に大型宅配ボックスを標準設置し、専用カードを貸与された配達員が玄関前の宅配ボックスまで荷物をお届けする、「スマートキーによる住戸前宅配システム」を採用しています。インターネットを利用した通信販売(EC)の拡大などにより宅配物が増大する中、各住戸玄関前宅配ボックスを標準設置することで、生活利便性の向上および再配達の削減によりCO2 排出量の抑制や宅配業者の負担軽減を実現します。※「ZEH-M Oriented」
以下の①、②に適合した集合住宅(住棟)
①当該住棟に含まれる全ての住戸について、強化外皮基準(1~8地域の平成28年省エネルギー基準(ηAC値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、UA値 1、2地域:0.40[W/㎡K]以下、3地域:0.50[W/㎡K]以下、4~7地域:0.60[W/㎡K]以下)に適合②再生可能エネルギー等を除き、共用部を含む当該住棟全体で、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減■物件概要
所 在 地:北海道札幌市厚別区厚別中央3条4丁目22番5
交 通:JR千歳線「新札幌」駅徒歩6分、札幌市営地下鉄東西線「新さっぽろ」駅徒歩8分
構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上15階建
総 戸 数:55戸
竣工・引渡:2023年12月(予定)
事 業 主:東急不動産株式会社
設計・監理:一級建築士事務所 株式会社ゲイツコンセプトワーク
施 工:株式会社イチケン■札幌エリアでの事業展開
札幌エリアでは中央区における住宅開発事業(「ブランズタワー札幌大通公園」および「ブランズ円山裏参道テラス」)を推進しているほか、札幌市中心部ではススキノラフィラ跡地における商業開発事業(「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」)を進めており、このビルも環境に配慮し商業・ホテル系複合用途※1の建築物全体での取得として全国最大規模※2となる「ZEB Ready」認証を取得しました。※1飲食店・百貨店・集会所・ホテル等
※2規模基準は延床面積。一般社団法人住宅性能評価・表示協会HP「BELS事例データ一覧」による(2022年2月末時点)
ブランズタワー札幌大通公園
所在地:北海道札幌市中央区南2条西10丁目1番1
交通:札幌市営地下鉄東西線「西11丁目」駅徒歩3分
構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上29階建
総戸数:179戸
建物引渡:2023年3月下旬(予定)
物件公式HP:https://sumai.tokyu-land.co.jp/branz/odorikoen/ブランズ円山裏参道テラス
所在地:北海道札幌市中央区南二条西24丁目167番22
交通:札幌市営地下鉄東西線「円山公園」駅徒歩4分
構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上11階建
総戸数:20戸
建物引渡:2023年2月下旬(予定)
物件公式HP:https://sumai.tokyu-land.co.jp/branz/urasando/■長期ビジョン「GROUP VISION 2030」で目指す、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産ホールディングスは、2021年に長期ビジョンを発表しました。「WE ARE GREEN」をスローガンに、誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現し、価値を創造し続ける企業グループをめざします。また、今年5月には「中期経営計画2025」を策定しました。
東急不動産においては、国内事業会社最速※となる「RE100」の2022年達成に向けて取り組みます。
※RE100 2021AnnualDisclosurereportの巻末リストによる東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/
~ウェルビーイングな暮らしの実現に向けた「環境先進マンション」~「(仮称)ブランズ新札幌」を開発 | 東急不動産