【東京都・墨田区】東京下町「すみだ向島EXPO 2023」開催、現代の長屋文化とアートが交錯!期間10月1日(日)から30日(月)2020年よりスタートし、現代の長屋文化をアートの形で体感できる街中の博覧会として定着。

  • ◆【魅力④ 地元大学・学生と連携したプロジェクト】

●千葉大学 安森亮雄研究室 / 原寛道研究室 / 産学共同ヤマハチーム

千葉大学は墨田サテライトキャンパスの創設を機に3年前からEXPOへ参加しています。

「原研究室」は、こどもの遊び環境のデザインとバイオ栽培を活用した街中植物工場のデザインについて発表。「安森研究室」は、東駒形の元・町工場を実験場にして町工場の建物をリサーチして活用案を発表します。「ヤマハデザイン研究所」は、千葉大学との産学協同研究で“お江戸スタイル”のトイピアノを創作。アート活動として墨田の三軒長屋奥座敷を古物商に見立て、異世界の江戸洋琴(ピアノ)を一式千両で販売します。

●日本工業大学 勝木祐仁研究室

都市建築の視点から、その地域に暮らす人々の思い出の写真を等身大パネルにして、街なかの当時撮影された場所に飾り過去の記録とシンクロさせる展示を行います。

●un-pers(アンパース)

千葉大学大学院生3名からなるアートユニットが自ら表現の場を求めてEXPOに参加。滞在型の実験・発表を行います。22年は廃材ロボットにAIを搭載し来場者との問答を通して会期中に進化させました。

  • ◆【魅力⑤ 地元に愛されるお店たち】

●下町人情キラキラ橘商店街

地元の生活拠点であり下町らしい日常の挨拶が飛び交う元気な商店街です。一個から買える惣菜店も多く食べ歩きもできます。お店の人との会話にも温かさを感じられ、商店街での体験を通してこの町が気に入り移り住んでくる方も多くいらっしゃいます。地元の古い長屋建築を活かした商店にも注目です。

●雑器店

全国各地の一流作家たちが「廉価で日常づかいできる器=雑器」をテーマに作った、手に取りやすい日常の器が揃います。これは昨年のEXPOを機に参加アーティストと住民との交流から生まれた、まちと人と陶芸家を繋ぐ企画。これまでも期間限定で開催され好評を得ており、11月以降は実店舗としてキラキラ橘商店街での創業も決定しました。EXPO発の成長するプロジェクトです。

●アート&ネパール

古民家を改造した「京島駅」に併設する本格的なネパール料理店。EXPOスタッフ、アーティストもしばしば出没し、滋味深いスパイス料理とアートを媒介に新たな交流が生まれています。

  • ◆【魅力⑥ 自分事を楽しむ!参加型のアトリエ、ギャラリー】

●アトリエ: 京島共同木工所 / 京島共同凸工所(とっこうじょ)

京島エリア最古の長屋をリノベーションして生まれたものづくりラボ。木材を加工できる「京島共同木工所」と、3Dプリンターとレーザーカッターや簡単な溶接ができる「京島共同凸工所」があります。ひらかれた町工場でプロのサポートを受けながら気軽にものづくり体験、試作ができます。

●ギャラリー: バーバーアラキ / 旧邸稽古場 / CH-CHAYA 連続体仮説-茶屋(トリップ)

街に点在する個性的な建物をリノベーションし、独自運営のレンタルスペースとして活用しています。個性的な空間では作品展示・イベントをはじめ畳敷きの稽古場では長屋寄席も開催。ルームシェア住居・旅館を備えた建物もあり住み暮らしも可能です。

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