長年空き家となっていた３つの武家屋敷（宮路邸・加藤邸・土持邸）を宿泊施設として再生。分散型ホテル「RITA 出水麓」の新エクスパンションが登場江戸時代の武家屋敷の滞在を実現。

これらの新施設の開業を記念し、2023年6月1日にオープニングレセプションとメディア向け内覧会を開催します。今後の開業に向けた一歩として、いづるは、この武家屋敷ホテル「RITA 出水麓」を通じて、出水麓の魅力を更に広く伝え、観光客の滞在時間延長と地域への利益還元を目指します。

日本の伝統的な武家屋敷群の中で静寂に浸りながら過ごす体験は、「RITA 出水麓」のコンセプトである「静謐たゆたう、武家屋敷に泊まる。」を象徴しています。訪れるゲストは、朝の木漏れ日と小鳥のさえずりに耳を傾けながら、武家屋敷群が並ぶ風情ある石垣の通りを散策できます。このような体験は、出水麓ならではの特別なものであり、時空を超えて江戸時代を感じられます。

新棟「加藤邸」の「円 -MADOKA-」では、五右衛門風呂など、昔ながらの日本の暮らしを感じられる部分が残されています。そのため、一軒家を貸し切って過ごすことができるため、子連れの家族や友人グループにおすすめです。

一方、「土持邸」の2つの客室では、異なる体験ができます。「環 -TAMAKI-」では、赤茶色のベンガラ壁が特徴的な武家屋敷らしい空間美を楽しむことができます。また、「炊 -KASHIGI-」では、土間の炊事場や五右衛門風呂など、昔ながらの生活の趣を感じることができます。

いづるの取り組みは、地域の伝統的な建造物群を活用し、その魅力を再発見することを通じて地域の活性化を図るものです。同社は、地域の歴史と文化を尊重し、新たな価値を生み出すことで、地元の持続可能な発展を支援する役割を果たしています。旅行者や地元の人々が「RITA 出水麓」で過ごす時間が、地域の魅力を再認識し、その価値を世界に伝えるきっかけとなることでしょう。