■不満を解消するために「住宅購入を検討した」という人は54%
約半数の人が「不満を解消するために住宅購入を検討したことがある」と回答。「検討したことがない」という人に、その理由を聞きました(原文)。
・経済的に余裕がない。
・ローンの返済が不安。
・引っ越しづらくなる。
・独り身だし賃貸でいいと思う。
・値上がりする物件を買う眼力がないから。
・今後のライフスタイルがわからないから。
・コストと条件に見合うものがないから。
・まだ時期ではないと思うため。
- 賃貸住宅での生活における不満は、住宅購入とリノベーションで不満を解決できる可能性あり。
今回の調査対象1000人が、賃貸住宅での生活に何らかの不満を抱きながらも「住宅購入を検討したことがある」という人は過半数でした。
購入を検討したことがない理由として、「住宅ローンの支払い」や「物件選び」に不安があるというものが多く、他にも「勤務地やライフスタイルが変化する可能性がある」というものも見受けられました。
資金計画や物件選び、将来の変化への不安は、当社のお客様のお悩みとしても最も多い内容です。
実際にあがった不安・不満をもとに、当社でお伝えしている解消のポイントをご紹介いたします。
【住宅購入時のポイント】
「住宅ローンを払い続けることへの不安」は、ファイナンシャルプランナー(FP)に「安心予算」を算出してもらい、厳守する。
2021年10月の調査で、住宅取得者に住宅購入予算の算出方法を聞いたところ、「自分(知人のアドバイスを含む)で決めた」という人が80%ということがわかりました。
▼調査結果
https://www.zerorenovation.com/blog/pressrelease_202110_housebudget/
多くの人が、現在の収支をもとに「これぐらいなら払っていけるだろう」とざっくりと設定した予算で住宅を購入していることが予想されます。
ですが当社では、「ライフプランをもとに、FPなどの第三者が客観的に算出した”安心予算”」での購入を推奨しています。
将来には「想定外」がつきまとい、誰しも思わぬ事故や病気、転職やリストラといったリスクを孕んでいます。
手元にゆとりを残した資金計画を立て住宅購入することで、趣味や旅行、好きなことを楽しみながら、想定外があった時にも対応しやすい住宅購入となるでしょう。
また、「賃料の支払いがギリギリ」という人でも収支や具体的なライフプランを見直すことで、家賃と同等またはそれ以下の金額で住宅購入も可能です。
「転勤・転居の可能性」はプロの目利きで「資産性のある家」を見極め、売却しやすい家を探す。
「家を持つと引越しができなくなる」という懸念は、不動産のプロに「資産性があり、売却しやすい物件」探しを相談しましょう。
立地や築年数といったデータだけではなく、その物件の管理状態や、組合・管理会社の管理に対する意識などは、一般消費者には見えづらい部分です。
信頼できる不動産仲介会社に相談することで、転居するときにも売却しやすい物件が見つかるかもしれません。
単身の住宅取得者は増加傾向にある。
当社のお客様の中にも、「単身だからこそ、賃貸住宅が借りれなくなった時のために購入を決めた」という方がいらっしゃいます。住宅ローンであれ賃貸であれ、長期に渡り住宅費を支払うことは同じです。
単身だからこそ、暮らし方が確立されていて、その暮らし方に家を合わせた方が、生活の快適性がグンと上がるのではないでしょうか。
ライフスタイル変化の可能性は「余白を残した間取り」で解消
当社の家づくりでは、「余白を残した間取り」を推奨しています。
ファミリー向けの既存物件では、3LDKなど細かく間仕切りされた間取りが一般的ですが、家族構成やライフスタイルの変化は、想定通りに進むとは言い切れません。
当社のお客様の中には夫婦と子ども複数人のファミリーでも、リノベーション当初は1LDKなど個室を少なくつくり、将来子どもが成長し「個室が必要になった時に追加する」という方が多くいらっしゃいます。
そうすることで、空間を広々と使うことができ、かつ建材コストを省くことにも繋がります。
【賃貸住宅での生活の不満ランキング】「家賃」「広さ」に次いで多かった「左右・上下階の住人の生活音」や「ネット環境」!コロナ禍による「テレワーク増」により変化も。 #賃貸住宅 #不満 #リノベーション
2022年12月8日
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