練馬区旭町の閑静な街角に佇む築56年の一戸建ての空き家を、株式会社ジェクトワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大河幹男 以下、ジェクトワン)が空き家活用サービス「アキサポ」によって女性専用古民家シェアハウス「ソシア成増」として再生し、11月1日(水)にオープンさせました。
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空き家問題と古民家の再生
空き家が増え、これらの物件がただ放置されることによる社会的な損失は大きいと言えます。しかし、「アキサポ」はそのような物件に新たな価値を与え、それを実際の需要と結びつけることで、物件本来の価値を回復させています。
この一戸建ては、所有者のご両親が亡くなられてから時間が経過し、相続の結果、遠方に住む所有者にとっては管理が困難になっていました。しかし、祖父母の代から受け継がれた家を手放すことなく、有効活用する方法を探求する中で、空き家活用サービス「アキサポ」のリノベーションプランが最適とされ、古民家は現代のニーズに合わせた形で蘇りました。
害獣・害虫対策と緻密なリノベーション
築56年のこの物件は、空き家となって1年半が経過し、ネズミやシロアリなどの被害を受けていました。床下の蟻害や天井のシミなどの修繕が必要とされており、ジェクトワンは床の下地やり替え、天井の修繕など、徹底したリノベーションを実施しました。これは、都心でも問題となっている空き家に起因する害獣・害虫の被害を減らし、同時に地域社会への貢献を目指す試みです。