開業初日から現在までに、3回の増床を行い、その取り組みは国内外から高く評価されています。その評価の一つとして、持続可能な観光地2022年TOP100選に選ばれ、非営利団体グリーン・デスティネーションズ(オランダ)が表彰する「ストーリー アワード」の「文化・伝統保全部門」で世界1位を獲得しています。
今後もバリューマネジメントは「文化を紡ぐ」という理念を掲げ、文化財建築の活用を通じて地域の永続的な価値を創造し、持続可能な地域社会への貢献を続けていく予定です。
新棟の中には、「TOKI」、「ZUMI」、「MOTO」という名前が付けられた4つの宿泊施設があります。それぞれがかつての茶舗、酒屋、武将の住居を再生したもので、ホテルの初となるドッグフレンドリールームも設けられています。
各室の詳細や予約については、NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町のウェブサイトをご覧ください。
大洲市は、日本に5カ所しかない完全木造復元天守と、国の登録有形文化財の櫓をもつ大洲城が象徴する歴史的なまちです。まちなみには今なお多くの歴史的な建築物が残り、「古き良き日本」の風情を伝えています。この新たなホテルの開業により、大洲市の観光振興と地域活性化に寄与することが期待されています。