次に、「文化・クリエイティブ」領域では、アートやエンターテイメントといったクリエイティブコンテンツと不動産ビジネスを融合し、人々の生活を豊かにする新たな事業を創出します。共創パートナーに対して「場の提供」だけでなく、イベントの共催、体験型エンターテイメント施設の共同開発・運営など、多方面からのサポートを行っています。
このような「未来特区プロジェクト」は、まさに未来を作り上げる創造的なエネルギーの集積地です。各「注力領域」で共創パートナーを探索し、新規事業化を目指すとともに、定期的なコンテンツ配信やイベント開催を通じてその進行状況を発信しています。三井不動産が独自に展開する「未来特区トーク」のポッドキャストでは、各分野の専門家やパートナー企業との対談を通じて、最新の情報や取り組みを伝えています。また、「未来特区フォーラム」では、ビジネススタートのキックオフイベントとして、さまざまなステイクホルダーが一堂に会し、ディスカッションや情報交換が行われます。
未来特区プロジェクトの推進に当たっては、三井不動産が主導し、共創パートナーの探索と新規事業化の検討を行う専属チームが組成されます。その一方で、スタートアップとの共創に取り組む「31VENTURES」や、新たな価値創出と社会課題の解決を目指す人々が集うビジネス拠点「BASEQ」など、三井不動産が持つリソースも活用されます。また、出資や共同事業、合弁会社設立等も検討し、未来特区プロジェクトのさらなる発展を目指します。
このプロジェクトを通じて、三井不動産は未来に向けた大胆なステップを踏み出しています。その取り組みは、私たちが住む都市や生活を次のレベルへと引き上げる可能性を秘めています。共創パートナーとともに新しい事業を創り上げ、次世代に向けた社会課題の解決を目指す未来特区プロジェクト。その進化と成果から目が離せません。