「戸隠時間」は、悠久の時間が流れる戸隠の「あわい=間」の世界を体感するためのプログラム。一泊二日のモデルコースでは、チェックイン後の周辺散策、旬の地域食材を用いたフレンチレストランawaiの夕食、ミニマルな空間で過ごす静寂の夜、奥社参り、朝食などを通じて、戸隠ならではの時間を堪能できます。
コンセプトは「あわい」。ここでは、人と自然、精神世界と物理世界が共存する「あわい=間」を感じる3つの体験が提供されます。それは「悠久の時間」、「過去と現在をつなぐ空間」、「戸隠の風土を味わう食」です。戸隠には百年単位、千年単位の時間が流れていることを実感でき、旧中社区公会堂という空間を通じて過去と現在をつなぐ体験ができます。また、戸隠の風土を味わう食事は、地域の食材を活かしたオリジナルフレンチを提供します。
RITA 戸隠では、日々の喧騒から離れ、受け継がれてきた悠久の営みに触れることで、心澄まして感覚を開く体験を提供します。
悠久の「時間」
戸隠で流れる時間は都会とは異なります。中社の三本杉は樹齢800年、奥社の杉並木は樹齢400年。人々は、400年、800年後に小さな苗木が大きくなり、自然信仰の聖地として荘厳な場所になることを見越して植樹し、大切に保護してきました。私たちがフォーカスするのは、日が落ち、残光が照らす宵と、朝霧がほの明るく照らされはじめる東雲。この時間帯の戸隠神社や戸隠山は人が少なく神秘的な空気に包まれ、悠久の昔から変わらぬ世界を感じることができます。