空き家問題は国内外で注目されており、その解決策として空き家活用株式会社(以下、アキカツ)と株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)が協力し、「アキカツローン」という新しい商品化に取り組んでいます。これは空き家所有者、地域、事業者、自治体をつなぐマッチングプラットフォームを運営しているアキカツが、資金調達の問題を解決するためにオリコと協業して開発したものです。
空き家購入希望者は年々増加していますが、経年劣化した空き家に対して住宅ローンが適用されにくいため、購入資金の課題が続いています。このため、現金での購入が一般的であり、購入を断念する希望者も少なくありません。そこでアキカツは、この問題を解決するためにオリコと協力して「アキカツローン」の商品化に取り組んでいます。
「アキカツローン」は、最大1,000万円のご利用が可能で、最長15年間の利用期間が設けられています。空き家の購入資金だけでなく、リフォーム資金や解体資金など、空き家に関する幅広い資金ニーズに対応できる無担保消費性ローンです。特に、利用期間が長いことが特徴で、これまで融資が難しかった地方の木造家屋にも利用可能です。
アキカツ代表取締役社長の和田貴充氏は、「空き家を購入したい方が必要としていた空き家のローン。この商品が実現することで空き家の利活用が促進され、空き家問題解決に繋がるはず」と語っており、空き家ローンの必要性を感じていました。
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