~SUUMOジャーナル調査~
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)が運営するニュースサイト『SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)』は、住まいや暮らしに関するさまざまなテーマについてアンケート調査を実施し、結果をご紹介しています。そこで今回は、東京23区内に位置する駅から徒歩15分圏内にある、中古マンションの価格相場を調査しました。シングル向け(専有面積20平米以上~50平米未満)とカップル・ファミリー向け(専有面積50平米以上~80平米未満)、それぞれの中古マンションの価格相場が安い駅トップ10をご紹介します。
また、こちらの調査の詳細は『SUUMOジャーナル』 内でお知らせしています。
URL: https://suumo.jp/journal/2023/02/20/193598/
「シングル向け」は浅草駅まで10分以内の駅が1位。再開発中の駅が2位にシングル向け中古マンションの価格相場が最も安かったのは、つくばエクスプレス青井駅で価格相場は1950万円。つくばエクスプレスで浅草駅まで約8分、秋葉原駅までは約14分で行くことができます。駅周辺は住宅地で、徒歩10分圏内に複数のスーパーやドラッグストアがある便利な環境。駅北側の「青井兵和通り商店街」には食料品店や飲食店が並び、毎月第4日曜の朝市で有名。朝7時の花火を合図に開催される朝市は1978年から続いているそうで、さらに2020年からは毎月第2土曜の16時より夕市の「まんぞく市」も開催されています。日ごろは静かな街も朝市や夕市のときは多くの人でにぎわい、お祭り気分で買い物や買い食いが楽しむことができます。
2位には価格相場が共に1980万円だった、東武伊勢崎線五反野駅と東京メトロ千代田線北綾瀬駅、東京メトロ千代田線綾瀬駅がランクイン。まずは五反野駅について紹介します。この駅に停車する東武伊勢崎線はほぼ日比谷線直通となっており、乗り換えずに日比谷線の上野駅や銀座駅、霞ケ関駅、恵比寿駅に行くことが可能。五反野駅の高架下にはスーパーや100円ショップが店を構えるほか、駅前にはさまざまな飲食店があります。駅北側には50店舗ほどが軒を連ねる商店街が続き、途中にはドラッグストアやスーパーも。また、駅から北へ20分弱も歩くと足立区役所があるのも何かと便利。さらに北へ数分歩くと幹線道路の環七にぶつかり、大通り沿いには家電量販店などの大型店舗もあるので生活利便性も高い街と言えそうです。
同額2位の北綾瀬駅は東京メトロ千代田線の終点駅。大手町駅や霞ケ関駅、表参道駅など都心部まで乗り換えずに行けるうえ、北綾瀬駅が始発駅のため通勤時間帯でも座って乗車できる点も魅力です。そんな北綾瀬駅前は現在、大規模な開発事業が進められていて、すでに2021年~22年には駅の高架下と駅ビルを活用した商業施設「M’av北綾瀬Lieta(マーヴ北綾瀬リエッタ)」がオープン。2024年には大型商業施設も開業予定なのでこれからの発展が楽しみな街です。