- 日本一の木材保有量・豊富な取扱い樹種数を誇る当社の挑戦
同社は、針葉樹・広葉樹の両方を取扱っているが、広葉樹を取り扱う材木屋は材木業界全体の約3%と言われている。当社は日本一の木材保有量を誇り取扱い樹種は200超。だからこそ、全国的にも珍しく針葉樹・広葉樹問わず様々な木材の端材を活用した商品を製造することができる。
端材を活用した商品の製作において、素材の品質も、磨きや塗装の工程も、当社が製造する高級家具・テーブルと同じ。それらと同じ材料・技術によって作り出した商品は、温もりや安らぎのある使用感・高い品質が魅力だ。
当社は端材を「コストではなく付加価値」として活かし新たな材木屋のスタンダードを構築していく。プロジェクトの先駆性・独自性
- 協働から、「木」の端材のさらなる価値を創造する
HAZAI® project発足以来、新たに10件以上の職人との協働を開始・再開することができた。木工という側面から地元経済を潤し、雇用の確保や技術の伝承に貢献することも当社の使命である。また、大手企業との共同開発や、地元中小企業とのタイアップ、百貨店・大手雑貨店での出展実績も増えている。さらに、環境活動団体や地元高校と共に「木育」や「SDGs」の普及活動を推進する等、「木」からサステナブルな社会の実現を目指す。
他社との連携・協働性
現在は端材の7~8割が木製品や端材販売等として新たな価値を生み出すことができている。HAZAI® project起上げ以降、社内でも端材活用の機運が高まり、顧客ニーズに合わせたオーダーメイド型のオリジナルカッティングボードや、端材を活用して野球ファン向けのギフト商品「お祝いバット」シリーズも好評だ。さらに、直近では名古屋フィギュアスケートフェスティバルともタイアップが実現し、端材を活用した木製オフィシャルグッズを製造・販売し同アイスショーの20周年を彩った。
また、端材のみならず陳腐化した建材や廃材をリメイクした和モダンなテイストのKiKi-Sakeも開発し、本年2月2日~3日に虎ノ門ヒルズで開催される「ヒットをねらえ!地域のおすすめセレクション2023」にも出展する。プロジェクトの継続性 しかし、2~3割はまだ廃棄されているのが現状。今後は端材の廃棄0を目指し、さらに活動を続けていく。
- 担当者コメント
【木の復権・Nature Design】
近年、脱プラ・SDGsが謳われ個性を認める風潮が強くなり、自然素材の代表格:木・無垢材が注目されている。端材活用は日本の素晴らしい文化「もったいない精神」に通ずるJapan Qualityであり、日本に於いて様々な産業・業界で広がっていくと信じている。私たちは、木・無垢材のフィールドでその文化や技術を伝承し、その魅力を世界へ発信していく。
(経営企画室 室長 八田 壮史/材木屋のせがれ)
【老舗材木屋のSDGs活動】老舗材木屋:岡崎製材株式会社によるSDGs・端材活用の取組みが、第5回 あいちサービス大賞「知事賞」を受賞。 #老舗材木屋 #SDGs #端材活用
2023年1月26日
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