■予算内・十分な広さ・住みたいエリアの3つを重視する人が半数以上
半数以上の回答者が、
- 家賃や管理費など、予算を超えないこと
- 広さや間取りが十分であること
- 住みたいエリアであること
上記3つを重視してペット可物件を探していることがわかりました。
その他の回答には、
- 物件オーナーが動物好きで理解があること
- 周りの部屋の人にアレルギーがないこと
など、ペットと一緒に住むからこそ、周りの環境にも配慮した点を重視している回答も得られました。
■しかし、住んでから最も重視すべきと感じたことは「防音が十分であること」
実際にペット可物件に住んでみて、最も重視すべきと感じたことの第1位は「防音が十分であること」でした。
前項の「ペット可物件選びで重視したこと」では4位でしたが、実際に住んでみると、防音設備が整っていることが最も重視すべきだったと感じられるようです。ペット可物件に住んでみて困ったことを聞いてみたところ、「近隣住民のペットの鳴き声や足音が気になること」が47%と圧倒的に1位となっており、防音が十分であることがペット可物件選びでは特に重要であることがわかりました。
また、「ペットが原因で近隣住民とトラブルに発展した」と回答した人が17.3%もいました。
ペット可物件だから迷惑をかけることはお互い様と甘えずに、お互いが気持ちよく生活ができるようリスク対策をすることでトラブルを防ぐこともできるでしょう。
■住んでいるペット可物件には満足していますか?
満足していると回答した人が84.4%いる一方で、15.6%の方は不満を感じていることがわかりました。
不満に感じている理由を教えていただいたところ、「防音が不十分」という回答が1位で51.3%を占める結果となりました。
また、近隣住民のペットに対する理解がないことに不満を感じられている方が15.8%もいました。
居住者を増やすために、途中からペット可物件へと移行することもありますが、すでに住んでいる住民の理解を得ながらペット可物件へ移行することがスムーズにいかない可能性もあります。
より一層、鳴き声や足音・衛生面などに配慮する必要がありそうです。
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