2023年のトレンド「パン屋巡り」を楽しめる駅はどこ?
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証プライム:2120)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、2023年のトレンドである「パン屋巡り」に合わせて、「人気パン屋を巡れる家賃の安い駅ランキング(東京23区)」を発表した。
- パン屋巡りは2023年のトレンド!
桜の開花が待ち遠しい季節。お花見やピクニックのお供にサンドイッチをテイクアウトしたり、散歩しながら気になるベーカリーを巡ったりと春は様々なパンの楽しみ方があります。
「パン屋巡り」は、SHIBUYA109 lab.が2022年に行った「SHIBUYA109 lab.トレンド予測2023(※1)」の「モノ・コト部門」にもノミネートされており、今年のトレンドとして注目されています。(※1)「SHIBUYA109 lab.トレンド予測2023」
https://shibuya109lab.jp/article/221213.html
- パン屋巡りを楽しめる街に住むならどこ?
そこでLIFULL HOME’Sは、「東京の人気のパン屋(※2)」のTOP30にランクインしているパン屋が徒歩圏内(※3)に2件以上ある駅のうち単身世帯向け物件の平均家賃を算出し、安い順にランキング化しました。
(※2)出典・参考:RETRIP<リトリップ> ※2023年2月27日時点の情報です
https://rtrp.jp/locations/229/categories/305/
(※3)1km(徒歩約13分)圏内1位は「豪徳寺駅」(79,432円)、2位は「豪徳寺駅」から徒歩2分の「山下駅」(82,875円)と、都心に近く生活環境が整っていながら閑静な住宅街が広がる世田谷区の駅が上位にランクイン。「豪徳寺駅」と「山下駅」の周辺には、北欧のローカルフードを楽しめるカフェやフルーツをたっぷりのせたデニッシュが人気のベーカリーカフェがあります。3位はパティスリーとベーカリーの激戦区である目黒区の「自由が丘駅」(92,933円)。駅周辺には、水分を多く含むもちもち食感の「ブール」が人気の「バゲットラビット自由が丘店」があります。
4位は自由が丘の隣駅「九品仏駅」(93,124円)で、「自由が丘駅」と「九品仏駅」の両駅から「パンとエスプレッソと自由形」やコッペパン専門店を巡ることが出来ます。5位は多数の路線が乗り入れる「新宿駅」(103,243円)。駅直結の複合施設や百貨店にも世界的シェフの名店から国内の人気店まで話題のベーカリーが集まっています。TOP5には世田谷区の駅が3駅ランクインしました。世田谷公園を中心とする三宿エリアでは、毎年多くの来場者が訪れる人気のパンイベントも開催されており、一人暮らしでパン巡りを楽しみたい人には注目のエリアと言えます。
- LIFULL HOME’S総研チーフアナリスト 中山登志朗 考察
コロナ禍の長期化によるテレワークの定着や裁量労働の増加に伴い、生活の中での仕事の割合を考える“ワークライフバランス”が強く意識されるようになりました。住むこと自体にちょっとした楽しみがある生活を送りたい、仕事中心の住まいではなく、オフタイムを充実させるために住む場所を選びたいと考える賃貸ユーザーが増えています。
ランキング上位の駅は、賃料相場が比較的安価なエリアにも関わらず、住宅だけでなく賃貸ユーザーが好ましいと感じる生活利便施設がバランスよく整った街が並びました。これらの駅は、徒歩圏内に複数の駅があるため、目的に応じて鉄道路線やバスなどを使い分けることができるので、充実したオフタイムを過ごすにはどこに行くにも絶好の街と言えそうです。
ランキング結果を通じて、パン屋巡りだけでなく、ご自身の趣味や楽しみを生活の中心に据えた住宅選びを是非考えていただきたいと思います。