山梨県・富士吉田市全体がワークスペースに!「富士吉田市まるごとサテライトオフィス」がスタート  #リモートワーク #サテライトオフィス

令和4年度より「富士吉田市まるごとサテライトオフィス」プロジェクトがスタート


企業理念「働き方、パーソナライズ」を掲げている「キャップクラウド株式会社(東京都千代田区、代表取締役CEO:萱沼徹)」は、山梨県富士吉田市より「富士吉田市まるごとサテライトオフィス」に関する業務を受託した。
富士吉田市を舞台に新たな働き方を社会に提案する。

◼「富士吉田市まるごとサテライトオフィス構想」
「富士吉田市まるごとサテライトオフィス(以下、まるサテ)」は山梨県富士吉田市全体を使って、様々な事業者が富士吉田市内に自分のサテライトオフィス(企業または団体の本拠地点から離れた場所に設置されたオフィス)を手軽に持つことができる取り組みです。


通常サテライトオフィスを設ける際には企業や団体が1つの場所を借りて運用しますが、まるサテでは市内の様々な場所にワークスペースを用意し、それらのワークスペースを複数の事業者がシェアすることによって、安価で導入リスクの少ないサテライトオフィス勤務地を構えることができます。

また、滞在中は連携している宿泊滞在施設に安価で宿泊することができるため、滞在時の費用負担を抑えることが可能です。



<”まるサテ”で何を実現しようと考えているのか>
社会課題1:少子高齢化による地方の人口減少(=東京一極集中)
日常的に地方へ関わる機会を増やします。
富士吉田市内の取り組みをモデルとし、様々な地方自治体の皆様にノウハウを共有します。
 
東京圏の企業
現在のビジネスを継続したまま、低コストで富士吉田にオフィスを構えることを可能とします。 
移住または現地で雇用した従業員を当社がサポートするために、市内外の方のためのコミュニティを育むための交流会等を開催して人と人が出会うきっかけをつくります。

地元の企業
富士吉田に滞在し仕事をしながら、東京圏の事業者と出会う機会を創出します。
ビジネスとビジネスがかけ合わさることによる業績向上と、新規顧客の発掘機会を生むことを目指します。

社会課題2:労働力人口減少による働き手の不足
→これまで育児・介護・病気などで「連続した勤務」「固定されたオフィス」では働きにくかった方が社会で活躍するためのITツール・スペース・制度の導入をサポートします。
 また、「こうしなくてはいけない」という働き方のスタイルから「こうしたい」という意思のもと一番生産性の高い状態で業務ができる社会にするために当社の考え方を発信していきます。

<なぜ富士吉田市で”まるサテ”を実現しようと考えているのか>
富士吉田市は市内のどこにいても大きな富士山を望めるため、その場にいるだけで圧倒的非日常感を感じることができます。

日中は富士山を望みながら仕事をし、仕事の前後には市内及びその周辺の観光施設を訪れることでメリハリのある過ごし方ができる点も魅力の一つです。

また、富士吉田市は生活に必要な諸機能が隣接しているコンパクトシティであるため、過ごしやすい環境であると考えています。さらに、新宿から2時間弱の距離なので「本社に戻る必要があったときに戻れる距離感」であることも見逃せないメリットです。


◼具体的な取り組み内容
(1)東京一極集中を避けるためのサテライトオフィスの一大拠点の開設

富士吉田市のワークスペース、人、宿泊場所、娯楽施設、飲食店…などの情報を集約し、東京一極集中を避けるためのサテライトオフィスの一大拠点を富士山駅ビルショッピングセンター「Q-STA」の 2Fに設けます。施設内にはコワーキングスペース機能、カフェ機能、イベントスペース機能を用意し、仕事をしながら自然と市内外のビジネスが交わる交差点をつくる構想です。

施設名は「ドットワークPlus(ドットワーク プラス)」です。

これまで市内で展開してきた有人コワーキングスペース「ドットワーク富士吉田」・無人コワーキングスペース「.work ANNEX」・中長期滞在施設「.work RESIDENCE」に共通した働き方を提唱するブランド名「ドットワーク」に新たな要素をプラスしていく施設となるようにと命名しました。

  • 名称
    ドットワークPlus
  • 場所
    山梨県富士吉田市上吉田2-5-1 Q-STA 2階
  • 運営
    キャップクラウド株式会社
  • 開設
    2022年7月1日予定
    ※2022年5月2日より一部施設を開放してプレオープンを実施(有料)​
▲ドットワークPlusの完成イメージ画像

(2)市内30箇所にワークスペースを用意
当社が提供している「anyplaceパスポート」(特許取得)を活用し、市内の様々な場所にワークスペースを設けます。

2022年7月時点で合計30箇所のワークスペースを用意し、1日1,800円(税込)〜利用できる体制を整える予定です。

2022年4月時点で使用できるワークスペースは16箇所あり、滞在時のニーズに合わせて従量制、定額制、1日フリーパスなどのメニューから料金プランを選択することが可能です。


 

  • 利用するサービス
    anyplaceパスポート(https://anyplace.jp/anyplace-passport/
  • サービスメニュー
    ・市内限定で1日利用し放題プラン「まるサテ会員」 1,800円/1日
    ・利用した分だけ支払うプラン「従量プラン」 110円/15分あたり
    ・定額制で使い放題プラン「定額プラン」 1ライセンス 33,000円/月
    ※「従量プラン」は利用開始後から1時間までは 1時間分の料金(440円(税込))でのご利用となります。
    ※「従量プラン」「定額プラン」のお申し込みの場合は、市外にあるワークスペースを利用することが可能です

市内にあるワークスペース:https://anyplace.jp/anyplace_location/?search_keywords=%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%90%89%E7%94%B0&search_keywords_operator=and&search_cat1=0&search_cat2=0&search_cat3=0
全国にあるワークスペース:https://anyplace.jp/anyplace_location/?search_keywords=&search_keywords_operator=and&search_cat1=0&search_cat2=0&search_cat3=86

ーanyplaceパスポートの提携施設を募集していますー
興味のある方は「PR_info@capcloud.co.jp(松永宛)」までご連絡ください。

▲当社が運営しているワークスペース「ドットワーク富士吉田(https://anyplace.work/)」

(3)市内15箇所に宿泊滞在場所を用意
中長期的に富士吉田で日常型ワーケーションを行うために、安価な宿泊滞在場所は必須だと考えています。

市内にある宿泊施設と提携を結び、1泊3,300円という安価な価格帯で宿泊滞在場所を用意しています。

2022年4月時点でご案内できる宿泊滞在場所は自社運営施設を含めて9箇所あり、2022年7月時点で15箇所まで増加させる予定でいます。

(4)そのほか
人流を活発にさせるため、下記のことに取り組みます。
・富士吉田市との業務委託契約締結(2022年4月1日)
・地域活性化起業人制度の協定締結(2022年4月1日)
 プレスリリース:​​https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000093585.html
・市内外にて定期的なイベントの開催
 過去に実施したイベント:https://anyplace.work/event/
※上記以外にも様々な取り組みを予定しているため、順次お知らせします。

▲地域活性化起業人制度の協定締結時の様子。2022年4月1日に富士吉田市役所の堀内茂市長から当社社員の北田へ委嘱状が授与された

◼当社が市内で行っている取り組み
当社は2018年より、下記2つの柱をもとに様々な展開をしています。

1つ目)
社内向けのサテライトオフィスとしての機能と社外向けのコワーキングスペース/シェアオフィスとしての機能を併せ持った施設を開設(施設名称:ドットワーク富士吉田(https://anyplace.work/

2つ目)
富士吉田市内に滞在施設を開設し、加えて市内のゲストハウスとも連携することで、地方でのテレワークを中長期的にできる仕組みを構築

上記の取り組みに関する成果が内閣府に表彰されました。
取組内容に関する詳細は下記をご覧ください。

「内閣府より「地方創生テレワークアワード(地方創生大臣賞)」を受賞」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000093585.html

▲2022年2月18日の授賞式にて赤池誠章副大臣より、パートナー自治体である富士吉田市役所の堀内茂市長と共に、表彰状を授与

◼働き方の多様化を推進するための取り組み
現在当社は、働き方の多様化を推進するための様々なITツールやスペースをお客様に提供しながら、社内においては、従業員の働く場所と働く時間の選択肢を増やすための社内制度「働き方選択制度」を導入しています。
働き方選択制度とは、その名の通り働き方を選択できる制度であり、職種や雇用形態に縛られることなく全員が利用できるようになっています。

  • 制度の目的
    労働力人口減少を食い止めるために、一人でも多くの活躍できる人材を確保するため
  • 導入理由
    一人ひとりがライフスタイルに合わせて柔軟に働き方を選んでもらえるようにすることで、社員一人ひとりがいきいきと自分らしく働くことができると考えているため
  • 選択できる項目
    働く時間・働く場所
  • 「働く時間」について
    5時~22時の間で仕事とプライベートの時間をパズルのように組み合わせることが可能
  • 「働く場所」について
    本社/サテライトオフィス、自宅、anyplace設置地点、サードプレイスオフィスなどから選択し、勤務をすることが可能


◼今後の展開
少子高齢化、労働力人口減少が大きな問題視をされている現在においては、社会で活躍できる人材を確保することが大きな課題になると考えています。当社は生産性向上のためにITツールの提供をし、働く場所の選択肢を増やすためにワークスペースの提供をし、そして社内文化を醸成するための制度設計や取り組みに関してのノウハウ共有などを積極的におこなってきました。

今後は東京にある本社と富士吉田市にあるサテライトオフィスを舞台に、以上3点を組み合わせてより多くの企業様へメッセージを届けられるように取り組んで参ります。

▲当社代表取締役CEO 萱沼徹

山梨県富士吉田市と連携して新たな「働き方」を提案 | キャップクラウド株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000093585.html

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