【東京・代田橋】「都心での空き家リノベーション:レトロと最新技術の融合」東京下町の古民家の古材を利用したリノベーションマンションが完成。

東京都港区に本社を構える大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアと、山形県新庄市の建築業者ヤマムラが共同で、空き家を昭和レトロスタイルでリノベーションした新しいマンション『ステーションプラザ代田橋』の販売を開始した。このプロジェクトでは、古材の再利用を積極的に進めるヤマムラの建物再生室との協力のもと、都会の中のレトロな空間を再現している。

日本の住宅市場において、古くなった家は取り壊され新しい家が建てられることが一般的であるが、昨今の環境保護の流れを受け、既存の資源や建物のストック活用が注目されている。特に、都心部に点在する空き家や古民家の再生は、地域の活性化や資源の再利用として重要な役割を果たしている。

リノベーションもストック活用の一つであるが、内装には新品の材料が使われることが多い。そこで今回の企画ではそこから一歩踏み込み、建物再生に力を入れているヤマムラの建物再生室とコラボレーションし、昨今のレトロブームにも着目して「捨てられてしまう古材を使うからこそ価値がある」新しいリノベーションのカタチを目指した。

「ステーションプラザ代田橋」の特徴としては、ライフスタイルを“レトロ”にするというコンセプトが挙げられる。たとえば、シューズクロゼットのリメイクなど、古き良き時代の日本家屋の要素が盛り込まれている。

 床には、サイザル麻で出来たカーペットを採用。サイザル麻は熱帯地方に生息する植物で、ロープなどの主原料として利用されている。自然素材で古材との相性がよく、同時に高級感を演出し、素足で歩いた時の感触もよいため快適に過ごすことができるようになっている。
 そのほか、表面がざらついた砂壁風のクロスにレトロなスイッチパネルを組み合わせるなど、細部に配慮された素材の重なりが空間全体のバランスを整えている。

同時に、このマンションは都心の利便性と最新の設備を兼ね備えている。スマートフォンとペアリングするガスコンロや自動洗剤投入機能付きの食器洗い乾燥機など、最新技術を取り入れた快適な生活が可能となっている。

■物件概要
物件名:ステーションプラザ代田橋
所在地:東京都世田谷区大原2丁目17-6
アクセス:京王電鉄京王線「代田橋」駅まで徒歩1分
間取り:1LDK
専有面積:50.87㎡
ホームページ:https://www.cigr.co.jp/pj/chuko/detail/?p=MCY003652&frm=input

今後、都心部における空き家のリノベーションはさらなる発展が期待される。資源の再利用や地域の活性化、そして新しい価値の創出が求められる中、このようなプロジェクトが先駆けとなり、多くの人々に新たなライフスタイルを提供することを期待している。

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