【空き家リノベ体験記】~普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベしてみた~ 第30回 プロにお任せじゃだめ? #リノベーション #空き家

「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。

そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。

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第29回 家づくりにも勉強が必要

目次

プロでも”あなたの理想”は分からない

家族構成も価値観も、それぞれの家庭により全然違います。そのため、どの家庭にもあてはまる普遍的な正解はありません。建築家などの家づくりのプロであっても、“あなたの理想”は分からないのです。前回(第29回 家づくりにも勉強が必要)も書きましたが、理想の家に近づけるためには、何度も打ち合わせをするしかありません。
では、打ち合わせを繰り返せばいいかというとそういうわけでもありません。その前にまず自分自身が、理想の家、理想の暮らしをイメージできていないといけません。

焦っていろいろ決めない

家を作るとなると、決めなければならないことは本当にたくさんあります。じっくり時間をかけて考えたいところですが、実際に人やお金が動き始めると、そうのんびりもしていられません。なので、家を買うと決める前に、じっくり時間をかけて、具体的なイメージを考えておくことが重要だと思います。
ただ、最初に思い描いた理想のイメージ通りに出来るわけではありません。特に、空き家をリノベする場合は、その家の状況によって、出来ることは大きく制約があります。なので、イメージを1つに固めてしまわないで、いくつか違うパターンのイメージを考えておいた方がいいと思います。

イメージを膨らめるには

理想のイメージを、と言っても、何の手掛かりもない状態から、家づくりの素人が具体的なイメージ作るのは難しいかと思います。そのため、実際の家をいくつも見るのがいいです。住宅展示場にいけば、いろいろと見ることができます。ただし、住宅メーカーとの接点が出来てしまって、その後に営業攻勢を受けることになり、動きが加速する可能性が高いので、あまり早い段階から展示場に行くのは、個人的にはおすすめ出来ません。まずは、雑誌やTV番組、インターネット等でイメージを作っておいて、実物を見ないとこの先は考えられない、っていう段階になってから、展示場やショールームに足を運ぶのがいいと思います。

最初のイメージにこだわりすぎない

具体的に物事が動き始めると、建築士から思いもよらない提案を受けたりすることもあると思います。また、実際にリノベ前の家を見て、当初のイメージと違うプランが思いつくかもしれません。その際に、最初に作ったイメージにこだわりすぎないほうが、結果的にいい物が出来ます。

私の場合、最初に空き家を内見した際に、竿縁天井等の昔ながらの雰囲気に一目ぼれして、それを活かした内装のデザインに大きく方向転換しました。こうした方向転換は、建築士から提案してもらえるとは限らないので、施主の方から言いださないといけません。打ち合わせ何度もして、摺り合わせることが、“理想の家”への道だと思います。

過去の記事
第27回 買うのは借りるよりお得なの?
第28回 戸建てとマンション、リノベするなら?
第29回 家づくりにも勉強が必要

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