【空き家リノベ体験記】~普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベしてみた~ 第17回 薄暗い古い家を明るくする #リノベーション #空き家

「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。

そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。

前回の記事
第16回 古い家の耐震性は大丈夫?

目次

古い家は暗い

リノベするために古い家を買うにあたって、何件か内見しましたが、家の中に入って、その暗さに驚かされました。晴れた日中にも関わらず、照明をつけないと暗くて中の様子が全然わかりません。場所によっては、照明器具が撤去されていて、スマホのライトを頼りに内部の状態を確認することもありました。

中古で古い家を買う場合、この暗さで印象が悪くなってしまい、内見はしても購入は見送る、ということが多いのではないかと思います。しかし、暗さの原因によっては、リノベーションで改善することもできるので、中古で買ってリノベしようと考えている方は、最初の印象に騙されないようにすると、いい買い物ができるかもしれません。

家が暗くなる原因

家が暗くなる原因は、家自体の日当たりが悪いか、間取りが悪いか、どちらかの場合が多いです。

家が建て詰まっていて、隣家の影になって日が入らなければ、家は暗くなります。こういった場合は、天窓を設けたり、2階には日が入るなら、2階の床の一部を光が通る材質にしたり、吹き抜けを設けたりすると、暗さは改善できます。

古い家は間取りが細かく仕切られていて、窓が1面にしかなかったり、全く窓の無い部屋があったりします。そのため、間仕切りを撤去して空間をつなげて、複数の面から採光できるようにすると、かなり明るい部屋にできます。
また、壁の色を白にしたり、反射率の高い材質を使えば、反射光が部屋全体に広がるので、更に部屋を明るくできます。

自然光で明るいリビング

私の家の場合、東向き斜面に建っていて西側は道路なので東西2方向から採光でき、日当たりは問題ありませんでした。1階の間仕切りを無くした広いLDKにして壁を白くしたので、日中であれば照明をつけなくても全く問題ない明るい空間になりました。

道路に面した玄関の壁には、高い位置に明り取りの窓を設けました。外の視線を遮られ、明るさも確保できてよかったと思います。

また、隣家の壁が迫っていて、直接日が射さないキッチンの北向きの窓も、意外と明るいです。

過去の記事
第1回 空き家を買ってリノベしよう!と決心する
第2回 どんな家に住みたいか考える
第3回 予算はいくらか考える
第4回 リノベできそうな空き家を探す
第5回 リノベーションの詳しい打ち合わせをする
第6回 住宅ローンを申し込む
第7回 工事の現場を見に行く
第8回 リノベ物件のイメージに合うインテリアを買う
第9回 DIYで新居を充実させる
第10回 住宅ローン控除の確定申告をする
第11回 土間リビングのある家に実際に住んでみた
第12回 土間リビングのある家に実際に住んでみた②
第13回 古い空き家を住みやすくするために工夫する
第14回 屋根に太陽光パネルを設置する
第15回 不動産登記の住所変更をする
第16回 古い家の耐震性は大丈夫?

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この記事を書いた人
よくばり売却 豊中北店 きどころ

もともとは、普通のサラリーマン。
空き家問題に興味を持ち、空き家をリノベして居住中。
現在は空き家問題解決の一助になれればと、
「よくばり売却」にて空き家・築古住宅の売却のお手伝いをしています。

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