- 北加賀屋でのアートへの取り組み
大阪市住之江区の木津川河口に位置する北加賀屋は、かつて造船業で栄えましたが、産業構造の変化に伴い造船所の転出が進み、空き工場や空き家が増えていました。2004年のNAMをきっかけに、千島土地(株)は2009年に「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」を提唱。遊休不動産をアートにより活用する取り組みが進み、アーティスト、アートNPOなど多様な関係者が集積しています。現在約40か所の拠点があり、それぞれが独自に活動を展開しています。エリア内には国内外のアーティストが描いた多数の壁画や屋外アート作品も点在し、アートのまちとして来訪者も増加しています。
https://chishima-foundation.com/
- 周辺アート施設 同時開館
■コーポ北加賀屋 / 開館時間:10:00~20:00
展覧会「contact Gonzo×dot architects展」&1⽇書店「I remember bookstores.」開店
アート、建築、NPOなど分野にとらわれない⼈々が集う「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」。contact Gonzo×dot architectsはこっそり考えてきた博物館計画をお試しでオープンし、グッズや作品販売も予定。初の書籍「わたしは思い出す」絶賛発売中のremoでは1⽇だけの書店を開きます。
■MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)/ 開館時間:12:00~18:00元工場を改修した 大型現代アート作品の収蔵庫。国際的に活躍する現代美術作家7名の作品をご覧いただけます。
(参加作家:持田敦子、宇治野宗輝、金氏徹平、久保田弘成、名和晃平、やなぎみわ、ヤノベケンジ)■M@M(モリムラ@ミュージアム) / 開館時間:11:00~19:00(18:00最終入館)
美術家・森村泰昌の個人美術館。「顔」がおおきく扱われたモリムラ作品の数々が一堂に介する企画展「顔-KAO-」が開催中です。
https://www.morimura-at-museum.org/
※展覧会は5月7日(日)まで開催(金・土・日・祝のみ開館)■千鳥文化 / 開館時間:食堂・展覧会 11:30~18:00、バー 18:00~23:00
築60年の文化住宅をdot architectsがリノベーションを担当した⾷堂・バー・ギャラリー・ホール・テナントから成る複合施設。ホールにて、若手アーティスト・髙野千聖の個展「Cycle」が開催中です(会期:4月8日(土)~5月7日(日))。
http://chidoribunka.jp/
- 北加賀屋へのアクセス
Osaka Metro四ツ橋線「北加賀屋」駅 4 番出口より各会場まで徒歩5~10分
※JR新大阪方面からは、OsakaMetro御堂筋線「大国町」駅で四ツ橋線に乗換
※阪神高速堺線「玉出」出口より約5分
芸術によって新しい価値観や意味を見いだすアートの実験場「NAMURA ART MEETING ’04–’34 Vol.06」7年ぶりに開催|千島土地株式会社