「co-coono(コクーノ)上北沢」、産学共同研究でリノベーションによる脱炭素効果を見える化 CO₂排出量を84%、廃棄物排出量を96%削減 #脱炭素効果 #リノベーション #サステナブル

■ 調査メンバーからのコメント
<国士舘大学 朝吹香菜子准教授>
「既存建物の部材一つひとつについて、修繕などにより使い続けられるかを丁寧に検討したことが、CO₂排出量削減率のさらなる向上につながっており、このサステナブルな取り組みの今後の展開に期待いたします。」

2002年、東京大学工学部建築学科卒業。2007年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士  課程修了。博士(環境学)。国土交通省技官を経て、現在、国士舘大学准教授。建築における資源循環や、建物の改修・解体に伴う環境負荷などを研究している。『図表でわかる建築生産リファレンス』(彰国社)など執筆(共著)。


<国士舘大学 朝吹香菜子研究室学生>
「今回の研究に携わることができてとてもうれしいです。リノベーション事業には、環境・コスト面など複合的に魅力があると感じます。その魅力を持った「co-coono」にはニーズが あり、これから先そのニーズが高まっていくのではないかと、研究に携わる中で感じました。この研究結果が今後の新たなプロジェクトのきっかけになればと思います。」

(※1)既存建物解体・設計監理・資材製造・建設段階におけるCO₂排出量と既存建物解体・建設段階における廃棄物排出量の比較「co-coono」 出典:『co-coono上北沢における二酸化炭素排出量および廃棄物排出量の削減効果』(okos・国士舘大学 朝吹香菜子研究室)
(※2)適切に手入れされている36~40年生のスギ人工林1ヘクタール(1,000本の立木)が1年間に吸収する二酸化炭素の量を約8.8トンと推定(林野庁試算)
(※3)東京ドーム(建物全体)は4.67ヘクタール
(※4)想定使用量×排出係数(環境省公表値0.000433t-CO₂/kWh)で算出
(※5)評価は、既存建物およびリノベーションの竣工図面、見積書から資材の種類・物量を 算出し、一般社団法人日本建築学会が公開する「一般建築物用LCAツールVer5.01」を用いてCO₂排出量を算出
(なお集合住宅は非常に多種類の資材で構成されるため、物量が小さくCO₂排出量の少ない資材は入力を省略し、外構・植栽は評価対象外とした)
(※6)評価は、既存建物の図面およびリノベーション工事の廃棄物実績を用いて、建物本体に由来する廃棄物の種類・物量を算出

■ 「co-coono上北沢」について
丸井グループとツクルバとの共創により誕生した「co-coono」は、「一人暮らしの時間を あなたらしくする、住むことで自分らしいチャレンジができる賃貸住宅」というコンセプトのもと、おもにZ世代と呼ばれる若い世代をターゲットにした、ワークラウンジ付きコミュニティ型リノベーション賃貸マンションです。

▼  物件概要
物件名:「co-coono(コクーノ)上北沢」
所在地:〒168-0074 東京都杉並区上高井戸3-1-3
アクセス:京王線「上北沢駅」徒歩6分
構 造:鉄筋コンクリート造
規 模:地上5階建て
総戸数:19戸(1R:14戸、シェアハウス:5戸)
間取り:1R…19.31~22.22㎡、シェアハウス…7.12~12.40㎡
家 賃:54,000円~73,000円
共益費:7,000円~9,000円
ワークラウンジ利用料:(税込)2,200円/月
デザイン監修:株式会社ツクルバ
施 工:株式会社エイムクリエイツ
管理会社:株式会社マルイホームサービス
コワーキング運営:株式会社okos・株式会社ツクルバ

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