食のセーフティネット重要性の確認も
生活協同組合パルシステム埼玉(本部:蕨市錦町、理事長:樋口民子)と医療生協さいたま生活協同組合(本部:川口市木曽呂、雪田慎二理事長)は12月9日(金)、所沢市の古民家カフェで「健康づくりイベント」を開催。参加者とともに近隣のフードバンク事務所も視察し、食のセーフティネットの重要性も確認する。
地域連携で広げる健康の輪
イベントでは参加者の骨密度検査を実施し、骨の健康状態に応じた食事や運動などの生活習慣の見直しによる骨粗鬆症予防を呼びかけます。簡易器具を使用した俊敏性検査も実施し、健康づくりへの意識を高めます。健康づくり機にフードバンクも理解
当日は、古民家カフェの隣町にある「NPO法人フードバンクネット西埼玉」も見学します。イベント参加者とともに所沢市・狭山市を中心とした埼玉県西部地域でのフードバンク活動を知ることで、食料や資源を有効活用する「食のセーフティネット」の大切さを呼びかけます。近隣の住民が同団体の活動を知り、家庭で眠る食料品提供への協力の輪が広がることを期待します。
同団体には、パルシステム埼玉の2021年度「貧困・医療支援積立金」を活用した資金助成をしています。協同組合間連携で推進する地域住民の健康づくり
パルシステム埼玉は、行政や他団体と連携しながら「協同の力で安心して暮らせる地域づくり」をめざし、組合員や地域の人たちの健康づくり推進にも取り組んでいます。医療生協さいたまとは今年の10月に初の健康づくりイベントを共同開催したことから、所沢市での開催が実現しました。
本イベントでは、両生協の連携により、地域の利用組合員に向けて健康の大切さを伝えていきます。SDGsの掲げる「すべての人に健康と福祉を」の目標に向け、健康増進への理解を深める機会になることを願います。■「健康づくり企画」開催概要
日 時:2022年12月9日(金)10時30分~12時30分
会 場:古民家カフェ(所沢市寿町22-2)
内 容:健康づくり企画(骨密度検査・俊敏性検査)、フードバンク視察
〔埼玉〕12月9日(金)所沢の古民家カフェで健康づくりイベント 医療と宅配の生協コラボで目指す安心して暮らせるまちづくり|パルシステム連合会