古いモノに価値を与えるアップサイクルカンパニー株式会社家‘s(本社:富山県高岡市、代表取締役:伊藤昌徳)は、新ブランド「tansu × acrylic」をローンチした。これを記念してアメリカサンフランシスコで開催された「Craft Valley Fair 」にて展示販売。国内では公式サイトやPOP UPにて販売を予定している。
URL:https://www.yes-acrylic.com/
- プロダクト開発の社会的背景
近年空き家問題が全国的に社会問題化しており、総務省が行った住宅・土地統計調査によれば、空き家の総数は、この20年で1.8倍(448万戸から820万戸 )に及ぶといわれています。
株式会社家‘sではまず本社のある富山県内にある空き家に赴き、まだ使える箪笥や木彫りの熊などをレスキューしアップサイクル家具として加工販売を行います。
アップサイクルの取り組みによって目を伏せがちな空き家に光をあて、モノを捨てるのではなく新たな価値と現代の暮らしにあった新しいモノとしての命を吹き込みたいと考えております。
出典:国土交通省 空き家等の現状について https://www.mlit.go.jp/common/001172930.pdf
- 商品概要
富山県内の空き家からレスキューした箪笥をアップサイクル。経年劣化により背板が割れていたため新素材であるアクリルを組み合わせることで、新しい家具をデザインしました。扉を閉めると一見普通の箪笥ですが、引き戸を開けるとカラーが垣間見えた遊び心あるデザインです。もともと日本の箪笥は桐で作られていました。そして桐の特徴(軽い、加工しやすい)を一部、受け継いだ新素材であるアクリルと組み合わせることで箪笥に新しい表情を加えています。約50年~100年ほど経過した素材と最新素材のコントラストをお楽しみください。
- 大阪にてPOPUPも開催
Re-Bear Projectは「木彫りの熊をもう一度、リビングへ」をコンセプトにアーティストと連携しながら倉庫に眠っている木彫りの熊をアップサイクルするプロジェクトです。
木彫りの熊に改めて焦点を当てることで、脈々と続く日本のモノづくりを次の世代へつなぐことを目的としています。アーティストがアップサイクルしたRe-Bearを展示販売いたします。
イベントの様子はInstagramのストーリーにて配信予定:https://www.instagram.com/yestoyama/
- 代表メッセージ
サンフランシスコで開催された「Craft Valley Fair」には約4,000人の方が来場し、箪笥が多く捨てられている現状や、アップサイクルすることで箪笥を通して日本の文化を継承したい旨をお伝えしました。多くの方々に興味を持って頂き、今後もサンフランシスコを中心に海外での普及活動を積極的に行います。
(代表・伊藤昌徳)株式会社家’sについて
「見過ごされていた価値を再構築し、世界を豊かにする」をビジョンに掲げ、家具のアップサイクル事業やインバウンド向け宿泊施設の運営を行う。代表的なプロジェクトとして木彫りの熊をアートの力でアップサイクルしたプロダクトRe-Bearがある。
本社:〒939-0116 富山県高岡市福岡町下蓑2137
代表者:代表取締役 伊藤昌徳
設立:2017年11月
URL:https://www.yestoyama.com/
Instagram:https://www.instagram.com/yestoyama/
空き家問題にアップサイクル家具で新たな価値を「tansu × acrylic」を新発売|株式会社家’s