【「日本酒×ペアリング×美肌」テーマの滞在を提供】島根県・出雲市の国登録有形文化財の土蔵をリノベーションした1棟貸し宿「RITA 出雲平田 酒持田蔵」が2022年9月17日(土)グランドオープン #出雲市 #古民家 #リノベーション #ホテル #日本酒


歴史的建物の活用を中心にまちの活性化に取り組む株式会社つぎと出雲(所在地:島根県出雲市 代表取締役:小田切俊彦 以下、つぎと出雲)は、出雲市平田町の「木綿街道」にある老舗造り酒屋「酒持田本店」の土蔵を活用した1日1組限定の1棟貸し宿「RITA 出雲平田 酒持田蔵」(以下、当施設)を、2022年9月17日に開業する。

国登録有形文化財の土蔵を活用した1日1組限定の1棟貸し宿「RITA出雲平田 酒持田蔵」。今も酒を醸している酒造場の向かいに、客室にリノベーションした土蔵はある。

酒持田本店は、明治10年に創業した老舗造り酒屋で、出雲市内の旧平田市内で今も酒造を続ける唯一の酒造場です。当施設は、酒持田本店の敷地内に立つ土蔵をリノベーションして、一棟貸しの宿として開業します。活用した蔵は、酒持田本店店舗や酒蔵などと共に国登録有形文化財に指定されています。長らく物置として使われていましたが、日本酒の魅力を余すところなく伝える老舗造り酒屋だからできる滞在体験の場として、活用することにしました。また、本事業は文化財を改修活用することで酒持田本店をはじめ地域の既存産業や既存事業者と連携し、県内外からの滞在者を誘客することで、地域に利益を還元しまちの持続的な発展を目指しています。
※「美肌県しまね推進事業 誘客推進モデル事業」(島根県)の補助金を受け、島根県と連動し美肌観光の振興も目指しています。

【「RITA 出雲平田 酒持田蔵」のコンセプトと提供価値 】
当施設は、「酒を嗜み、美肌を醸す」をコンセプトに、日本酒を飲むから嗜むへ。
日本酒を飲むだけではなく、日本酒の奥深さや作り手の思いを感じられるような滞在体験を提供いたします。また日本酒の持つ美肌成分にも着目し、日本酒をカラダの外側・内側両面から嗜むことで、心もカラダも潤うようなひとときをお過ごしください。

  • 近隣の飲食店と連携した「ペアリングディナー」を開発

夕食は近くの人気イタリアン「trattoria814」で、イタリア料理約10品と、酒持田本店の日本酒6種ほどのペアリングディナーをご用意しています。秋のひやおろし、冬にはできたての新酒など季節ごとの味わいをはじめ、酒蔵で熟成した古酒など日本酒の多様性が楽しめるのが特徴です。
日本酒は、ワインのようにソムリエがおらず、消費者にとっては楽しみ方の幅を広げられる機会が少ないですが、日本酒をただ「飲む」のではなく、「料理と合わせる」ことを通して、滞在者が日本酒の新たな価値観と出会い、
そして楽しみ方を広げていけるような体験を提供します。

酒持田本店で醸された日本酒6種とイタリアンのペアリングディナー

「trattoria814」は、出雲のオーガニック農家より仕入れた新鮮な野菜を中心に、厳選したオリーブオイルや塩など素材にこだわった料理を提供しています。ペアリングする日本酒は、trattoria814のシェフと酒持田本店の方々が一緒に一皿一皿に合う一杯を厳選しています。今後は更に連携する飲食店を増やす予定で、イタリアンを皮切りに和食やフレンチなど様々なペアリングディナーの提携店を増やし、日本酒の可能性を広げていきたいと考えています。

イタリアンシェフと酒持田本店のスタッフがペアリングの日本酒を選定します
  • 日本酒×美肌 美肌効果を考え配合した「日本酒風呂を体験

客室では、湯舟に入浴剤のように入れて使う「日本酒」をご用意。近年、日本酒の持つ美肌効果が再評価されていますが、今回、ご提供する入浴酒は、島根県産業技術センターの協力の元、酒持田本店の日本酒十数種類の美容成分を分析し、当施設オリジナルの入浴酒をブレンドしました。一棟貸しのプライベートな空間に浸りながら、ゆったりと贅沢なバスタイムをお楽しみいただけます。

「日本酒風呂専用ヤマサン正宗 美肌県しまね」 酒持田本店の日本酒を使って美肌効果を考えブレンドした「入浴酒」を石造りのお風呂に入れて楽しめます
  • 持田醤油店の自宅で家庭的な朝食を

朝食は、2軒隣にある老舗醤油蔵「持田醤油店」の自宅で召し上がっていただけます。持田醤油店の再仕込み醤油を使った焼きおにぎり、島根県の宍道湖産のしじみを使ったしじみ汁と煮物。醤油造りを営む持田さんのお宅で作られた家庭的で温かみのある朝食を召し上がっていただけます。木綿街道の新旧を知り尽くしたおばあちゃんとのお話も楽しい時間です。かつて出雲平田を「流通の道」として支えた船川を臨むお部屋で、親戚の家に訪れたようなほっこりした時間をお過ごしください。

お話し好きな持田醤油店のお母さんがおもてなし。焼きおにぎりやしじみ汁など家庭的な朝食をご用意

当施設のある木綿街道は、一軒の造酒屋、三軒の醤油屋など醸造業を始めとした老舗が残り、職人の技や伝統が色濃く残る町です。木綿街道では、この風情ある町並みのなかで営まれている生業を知る体験プログラム「木綿街道探訪帳」も展開しています。当施設での滞在を通じ、地域の人々やモノ・コトと出会い、「暮らすように泊まる」ことができます。
この土地ならではの風土や日常を感じながら、豊かな時間をお過ごしください。
※木綿街道探訪帳 https://momen-kaidou.jp/assets/docs/momenkaidou-tanhouchou.pdf

「つぎと出雲」は、これまで守り継がれてきたこの土地の歴史や営みを尊重し、美しい町並みや営みを100年先に継いでいくため、今後も地域の方々や木綿街道振興会をはじめ、地域団体や企業、官公庁と協同しながら事業を推進してまいります。

【施設概要】
■所在地:島根県出雲市平田町810
■電話番号:0853-31-9793(9:00〜18:00)
■アクセス:
出雲空港より車で約15分
山陰自動車道「宍道IC」より車で約20分
一畑電鉄「雲州平田駅」より徒歩約10分
出雲大社より車で約25分
■客室:一棟一室/地上2階、地下1階(1階リビング、2階寝室、地下1階畳の間)/48平米/定員3名(トイレ・浴室あり)
■宿泊料金:1泊2食付き 32000円〜/人(大人2名利用時)
■ご予約:楽天トラベル https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/184484/184484.html
■公式サイト:https://rita-izumo-hirata.jp/
■SNSサイト:
Facebook:https://www.facebook.com/rita.izumohirata
Instagram:https://www.instagram.com/ritaizumohirata/

「『RITA 出雲平田』と連携して日本酒の奥深さを体験してもらう場を作っていきたい」と話す持田祐輔社長
広々した客室を拠点に、風情ある町並みと、そこに息づくまちの営みが感じられる「RITA 出雲平田 酒持田蔵」

●出雲平田 木綿街道について 島根県の東部に位置する出雲市平田町。出雲平野の北東に位置するこの地域は、東に宍道湖、東西に流れる船川と水路に恵まれ、古くから商家の物資を運ぶ市場町として栄えた町です。江戸時代には宍道湖を埋め立て大規模な新田開発が行われ、木綿の一大集散地としても発展しました。街道に沿って流れる船川は、様々な物資を運ぶ流通の道として、遠くは大阪や京都などとの取引も行われ、たくさんの船が往来し賑わいました。その歴史の面影が色濃く残る地が「木綿街道」。現在は、貴重な古い町並みの中にも、新しいものが程よく溶け合った魅力的なまちとして注目されてきています。

●RITAについて
 全国でまちづくりに取り組む株式会社つぎとが、歴史的建物を活用とした宿泊施設ブランドとして立ち上げました。当施設が、鹿児島県出水市、福岡県八女市に続き全国で3施設目となり、今後も全国に展開する予定です。
RITAは、『 遺産・継承・伝統 』という意味の『HE”RITA”GE』を由来としています。各地にあるHE”RITA”GEを継いでいくという意味を込め、HE”RITA”GEの中心にある「RITA」と命名しました。建物活用を通して町並みを守り、まちの活性化に寄与したいという理念から、他を利する「利他」という意味も込めています。

●株式会社つぎとについて
 歴史、暮らしの文化、工芸や農林水産などの生業など、それぞれの土地には人から人へ受け継がれてきた営みと固有の風景があり、それぞれの営みが日本のアイデンティティを形成している。つぎとは、その土地の暮らしや歴史を象徴する「古民家」を軸に、失われつつある豊かな営みを次世代に継ぎ、多様な地域社会を未来へと繋げることを目指すまちづくり会社。https://tsugito.co.jp/

●運営会社の概要
 島根県出雲エリアを中心に、歴史的文化資源を活用した古民家再生事業を中心とした町並み保存、地域活性化に取り組むまちづくり会社。

会社名:  株式会社つぎと出雲
代表取締役:小田切俊彦
所在地:  島根県出雲市平田町1067
開発実績: ・NIPPONIA 出雲平田 木綿街道
・NIPPONIA 出雲鷺浦 漁師町
・NIPPONIA 出雲大社 門前町

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