空き家問題が日本の多くの地域で顕著になる中、株式会社narrative（本社：奈良県奈良市、代表取締役：大久保泰佑）は、歴史と文化を守る空き家特化の古民家住居事業「narrative house」を立ち上げました。その第一歩として、奈良県御所市に位置する築100余年の古民家をリノベーションした、銭湯入り放題の賃貸物件「赤塚長屋（あかつかながや）」が完成しました。このプロジェクトは、空き家や古民家を独特な住居として再生させ、地域の記憶と営みを繋ぐ画期的な試みです。
株式会社narrativeのミッションは、「文化財をまもる、いかす」ことにあります。この事業は、古民家特有の設計や施工の難しさ、資金調達の困難性といった社会課題に対応しながら、古民家が抱える物語（narrative）を活かし、新たな価値を与えることで、古民家市場の流通を促進し、文化財の維持と活用を目指しています。
また、同社は御所市で2022年10月より南都銀行と「御所市における歴史的建造物活用に関する連携協定」を締結、廃銭湯の復興を含む「泊・食・湯」分離型ホテル「GOSE SENTO HOTEL」を開設しました。
「narrative house」1号物件 赤塚長屋（あかつかながや）
「赤塚長屋」は、築約100年の長屋を改修した全2戸の集合住宅です。この物件は、「御所まち」と呼ばれるエリアに位置し、伝統的な建物が今なお守られた陣屋町にあります。建物は、長屋独特の奥行きある空間を効率的に使うための「通り土間」や、古民家ならではの木材や土壁などの自然素材を使用し、伝統的な住まいが持つ本来の魅力を感じさせます。
入居者には特典も用意されており、「GOSE SENTO HOTEL」の施設である銭湯「御所宝湯」のお風呂が入り放題になるほか、2023年10月にはコワーキングや勉強に最適な古民家フリースペース「宝湯BEKKAN」も利用可能です。これらの施設は、物件から徒歩5分以内の距離にあり、Wi-Fi完備で、場所にとらわれないライフスタイルをサポートします。
リノベーション施工事例内覧会＠赤塚長屋
「narrative house」の更なる取り組みとして、2024年1月26日と27日には「赤塚長屋」の現地内覧会が開催されます。このイベントでは、古民家改修のポイントや、空き家を活用した面的なまちづくりについての説明が行われ、古民家の活用事例（ホテル・レストラン・銭湯など）も案内されます。
本物件へのお問い合わせは、同社コーポレートサイトまで。また空き家問題でお困りの行政機関のご担当者様、相続でお困りのオーナー様からのご相談も受け付けています。
※お問い合わせ先：https://narratives.co.jp/contact/
- 日時 2024年1月26日（金）13時～16時頃まで 1月27日（土）11時～14時頃まで
- 場所 奈良県御所市南中町1240番地（JR・近鉄御所駅より徒歩約10分）※ご予約不要ですが、事前にフォーム（https://narratives.co.jp/contact/）よりお問い合わせいただきますと、スムーズなご案内が可能です。※近隣に駐車場はございませんので、ご注意ください。
【株式会社narrative 会社概要】
事 業：古民家再生業務全般（企画・開発・設計・運営等）
代 表：大久保 泰佑
設 立：2018年2月
所在地：奈良県奈良市西城戸町34番地
資本金：2,000万円
コーポレートサイト：https://narratives.co.jp/
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