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【アキヤリノバコラム】一人一軒!第7話 北海道(道央エリア)自然を堪能しながら暮らしやすさを求める人に伝える自治体の特徴。

北海道の札幌市を中心とした、人口の多くが集中しているエリアを道央と呼びます。

札幌市を除くため、移動には自家用車を使えることが必須条件となり、その上で安全性や踏破力を求めてSUVなどの四輪駆動車を推奨する地域です。

利便性は少し下がりますが、街ぐらしでは味わえない北海道の大自然を満喫できるエリアが多く、四季を通して観ることができる景色は他には代えがたい物があるでしょう。

道央は割と住みやすさと自然のバランスが取れているので、札幌中心外では満足できない「自然の中での生活」を楽しみたい人にオススメできます。

札幌へ通うためのベッドタウンを中心に、今後を考えて選択肢に入るかどうかを検討していただければ幸いです。

移住をオススメしたい道央の特徴と空き家の状況、暮らす上で必要なデータなどを踏まえてストロングポイントをお伝えしていきましょう。

動物園とラーメンの街 旭川市

旭川市

ペンギンの散歩で有名な旭山動物園があることで有名なエリアですが、周辺自治体も含めてエリアの人口は維持されている都市圏になります。

大雪山の近くにあり、山頂からの展望はとても美しく、暮らしやすさと北海道ならではの大自然を両方楽しめるのがポイントです。

札幌駅まで電車が通っており90分ほどで到着するので、比較的気軽に都市圏を移動できるのもメリットです。前回お話した介護保険料は道央エリアではやや高めですが、介護施設や病院の病床数も充実しているため若い人から高齢者まで暮らしやすいというところも注目です。

空き家に関しては500万円~800万円前後の予算感で見つけることが出来ますが、空き家バンクの登録数は少なめです。

起業/テレワークを問わず、関東エリアからの移住者などに支援金が出ることもあり、オススメのエリアになります。

 

交通の要所として考えると便利かも? 苫小牧市

苫小牧市

本土とつながるインフラとして自動車やバイクで乗り込める大型船の港を擁しているため、本土からの移住では通る可能性の高いエリアが苫小牧市です。

漁港としても機能しており、ホッキ貝が名産として知られていますが、釣り人にも愛されるなど水揚げされたもの以外も楽しめます。

街としては港と新千歳空港が近いこともあり、他エリアへのバイパスと工業都市としての面が強く、移住エリアとしてはあまり人気がないかも知れません。

大きな理由として気軽に利用できる範囲が東西で偏っており、娯楽やショッピングに関して不満が出やすいことと、工業都市ゆえに洗濯物の外干しに向いていない点が挙げられます。

メリットを見出すとすれば他の人気エリアへ移動しやすいことと、注目度が低めなため入れる物件が見つかりやすいことはありがたいです。

住むのに向いてる観光地 小樽市

小樽市

運河のあった場所柄と握り寿司で知られる小樽市は観光地として有名ですが、繁華街として札幌が近い距離にあるため日中は小樽、夜は札幌で遊んで宿泊、というように滞在してくれる観光客が少ないことが観測されています。

自治体としては観光客の遺留にも頭を悩ませていますが、移住を考えてる人にとってはかなり魅力的な街です。

電車で40分程度で札幌までいくことができる上に港が近く、海のものに関して高いクオリティを望めるうえに、自治体の病院や保育所が多いため住みやすさは折り紙つきになります。

賃貸での場も2DKで5万以下とお手頃ですが、人口に関してはゆっくり低下しているため、今後の動向によってはライフラインが変わる可能性もあります。

なお空き家バンクでは2022年4月時点で空き家/空き地が6件ほどしか確認できず、今後の空き家動向を見守るほうがいいかもしれません。

特産品はなくても住みやすい 江別市

江別市

小樽から札幌を挟んで反対側にあるのが江別市です。小樽市と札幌市は導線となる公共交通機関が途切れがちですが、江別市は市街地からの路線が札幌市につながるため、札幌市に勤務する人たちのベッドタウンとして発展してきました。

人口規模では小樽市と同じぐらいですが、「地価は高いのに家賃相場は低い」という不思議なデータを見せており、潜在的な土地柄の魅力として一軒家の人気が高いと言えます。

中心街に住人と生活インフラが集中しており、コンパクトにまとまった生活しやすい街です。そのうえ電車だけでなく、北海道の大動脈となる自動車道が走っているため、車前提の北海道ぐらしの中でも利便性の高いエリアとして、おすすめしたいです。

問題点になりそうなのはエリアに対して病院と病床の数が少なめなことと、高齢者福祉がさほど充実していないところでしょうか。

ちなみに物件数は人気が高いためか現時点でほぼ確認できず、今後の動向を見守りながら情報を集めておきましょう。

国内を飛びまわるなら有力な場所 千歳市

千歳市

「新千歳空港がある街」ということで、道内はもちろんのこと、日本全国を公演で周るアーティストやスポーツ選手など「一般的では無いけど少なくない職業」の方におすすめしたい街です。

また道内を東西に走るJRの連絡駅でもあるので、交通インフラという点では道内でもっとも利便性が高いことも魅力になります。

空港のすぐ側に住まない限り、飛行機の音が気になることもなく、買い物なども手近な距離で済ませられるため、便利な田舎という表現が適切な、住みやすいところです。

札幌からも遠くないため、娯楽やショッピングを楽しみたいときも便利ですが、札幌を生活の軸にするのであれば小樽市や江別市に住むほうが楽になります。

千歳市は市内で完結できる環境になっているので、道内で暮らしながらビジネスなどで飛行機移動するときに便利な街、という認識が正しいです。

他の道央エリアに比べて相場が高めなこと、高齢者向け介護施設、小さいお子さんを預ける保育施設が少ないことも念頭に置いておき、家族が増える場合や老後の暮らし方を考えるときには他の自治体に移った方が良いでしょう。

空き家バンクでは2022年4月時点で空き地のみの登録となっているので、家を建てる前に地元の賃貸管理会社のデータなどを調べて、暮らしやすさと自然、利便性をお試しするために体験移住がおすすめです。

レジャーを楽しめる街として強みを発揮している 室蘭市

室蘭市

道央エリアの中では自然と都市部のバランスがよく、ちょっと足を延ばせば絶景の水平線や山頂があるなど北海道らしい体験を味わえます。

夏はサーフィン、冬はスノーボードと横乗り系スポーツを楽しめるため、スケートボードと合わせて3Sを満喫したいのであれば魅力的なエリアでしょう。

また今まで紹介してきた道央の中でも特に冬季の積雪が少なく、比較的除雪は楽になります。ただし風の強いエリアでもあるので、吹きさらしで雪が溜まる場合があります。

移住にも力を入れており、中学生以下のお子様がいる家庭で移住すると、最大200万円ほどの補助が出るのもポイントです。

近隣ですと登別市や伊達市なども環境が近いため、室蘭にこだわらず近隣のエリアを含めて探すようにしましょう。

総合娯楽エリアがある楽しい街! 岩見沢市

岩見沢市

道外の方にはあまり馴染みのない自治体かもしれませんが、札幌市の近隣エリアとして非常にコンパクトにまとまっているバランスのいい街です。

遊園地・キャンプ場・スキー場・バラ園などを兼ね備えた「いわみざわ公園」があり、四季を通じて楽しめる環境があるのも評価したいところ。

住む上でも買い物はほぼエリア内で完結できるため住みやすさもありつつ、他の道央エリアと比べて地価が安いため、家を建てるうえでコストを抑えられるのも高評価です。

札幌まで電車で25分ほどという距離が近いのも良いのですが、地元で生活するにはバスの減便なども目立つため、公共交通ではなく自家用車を活用しましょう。

今まで紹介してきた道央エリアの中ではずば抜けた物件数(100件ほど)があるため、選択の幅を広く取れますので、細かくチェックして選んでいくのをおすすめします。

 

特別枠:ボールパーク構想で間違いなく活気づく! あらたなプロ野球の拠点・北広島市

北広島市

パ・リーグの球団である日本ハムファイターズの新本拠地として誘致に成功し、球場の建設とそれに合わせた新駅の建設などお祭りのような盛り上がりを見せているのが北広島市です。

もともと札幌市に近いベッドタウンの面がありましたが、中央エリアだけでなく球場に合わせた開発が進む東部エリアもかなり人気のエリアになるでしょう。

治安もいい上に、札幌や新千歳空港とも移動しやすい立地なので、住人の満足度は高いです。

また主要交通の利便性が良いことと、条件はありますが中学生まで通院と入院の補助もあるため、子育てを含めて考えると手厚いサービスが期待できます。

おそらく今後は物件の争奪戦になると思いますので、野球ファンだけでなく土地を押さえたい方もおすすめです。

まとめ

道央は全体的に北海道の中でも暮らしやすさと降雪量、天気の安定度が高いうえに、道央と1つにまとめていても、それぞれ自治体の特徴があり強みが異なることも解っていただけたかと思います。

北海道だけでなく日本全体の問題ですが住民の数が低下している2022年4月現在、福利厚生サービスや交通インフラに関しては低下する可能性がありますが、移住することで各自治体のサービスもアップするので、自治体のホームページを見るだけでなく「アキヤリノバ」もこまめにご確認下さい。

文/編集:鶴岡八幡